渡逢 遥
暗がりの中で静坐する光源になれない自分がいる
本懐を果たすまでこの躰は途方もない停電の餌食で、陽炎に翻弄されるばかり
どこかに保存した君の言葉をいつまでも捜し歩いていた
暗中
渡逢 遥言葉に酔いしれよう
Copyrighted著作権法内での利用のみを許可します。