小さい頃、大きくなった自分を想像したことはないでしょうか?そして今、その差に苦笑いしたくなることはないでしょうか?10年前の自分が、今の自分に宛てた手紙のお話です。
時が止まった世界「0時間(タイムゼロ)」と呼ばれる異空間で主人公「貴理塚 天樹(きりつか あまき)」とその周りの人達が繰り広げる長編魔法戦闘物語。 世界は誰によってどのように救われるのか… (時々更新…)
江戸時代の末期。 当道座という盲人を束ねる団体を管理、支配する検校という役職があった。 その検校の一人である彦一という盲人の、波乱に満ちた少年時代の話。 ある秋の夜、彦一のもとに一匹の物の怪が訪ねてくる。 その物の怪の歌う歌に誘われて、自らの不幸な生い立ちと、なりふり構わぬやり口でのし上がった自分の人生を振り返る彦一。
日本人と自分の宗教を比較対照に表したニコラス。受け入れてもらえるはずがないと絶望感のまっただなか千尋に信頼されながらもう一度肌を脱ぐ。
江戸時代に江戸の色町、音羽町の長屋に住んでいる、半次郎という骨接ぎの話。 ひょんなことから夜鷹の母子を助けることになった半次郎だったが、ある藩の跡継ぎ問題に巻き込まれてゆく。
「人は何を思い、生きていくのか。私はそれが知りたい・・・・」 願いを叶えるお店に女主人、優華と一人娘、素隠が暮らしていた。 いろいろな人と摩訶不思議な事件にかかわっていく二人はこの世とあの世の狭間で不思議な力を駆使して解決していく。 人離れした美貌をもつ優華に振り回されながらも日々を楽しく過ごす素隠は一人、暗い影をもつ。 人と触れ、成長するちょっと切ない物語。
十年近い歳月を過ごした東京を引き払って実家に戻ることを決意したわたしは、ふと、友人に会いにいくことを思いつく。 いつの間にか失ってしまった希望。淡い恋の記憶。過ぎ去ってしまったいくつもの季節。そしてこれからのこと。
大和共和国が、誰も知られないで南鳥島の南東に作られた。日本に協力を呼びかけるが、世界中の国が脅威を感じ圧力をかけていく。日本がどのように共和国に接するか、共和国がどのように世界と対応していくかをかつての安保闘争を戦った人たちが国作りを手掛けていく物語である。