たびたび主人公をトラブルに巻き込んできた,気の強い幼馴染のアリサ. 図書館に呼び出された主人公. 不可抗力で「マホウ」を手に入れてしまう. この世界の秘密に迫りつつ,手にした魔法を駆使して日常を取りもどせるのか. ファンタジーのようなSFのような,未来に実際にあるかも知れないような話. 気軽に読めるように台詞中心の短編にまとめてみました.
俺こと、桂木珊馬(かつらぎ さんば)は29歳のオタク系コンビニ店員。 ある冬の寒い日。コンビニのバイト中に万引き犯から殴られ、店長から叱られ、散々な目に遭う。 気持ちが沈みっぱなしの帰り道、小雪が舞う冬の寒空の公園のベンチで、頭に白いターバンを巻き、 ランニングシャツに白いブリーフ姿で震える謎のインド人の男を目撃する。 彼に自分の着ているダウンコートを貸した俺のアパートを夜、なぜか魔法少女が訪ねてきた。 「私は夕方、公園であなたに助けていただいたインド人です。恩返しにやって来ました」と魔法少女。 こうして夜の小さなアパートの部屋でドタバタ劇が始まる。
時は町人文化が真っ盛りの元禄時代。 江戸の町人たちの間では、桜尾山に現れるという、男を食い殺す美女の化け物の噂で持ちきりだった。その噂を耳にした江戸でも三本の指に入る美人女形役者の美之助は、気が気でなかった。 やがて、彼は商売道具である、化粧箱と手鏡を持って桜尾山へと向かうのだが……。
"例え、その愛が歪なものだとしても・・・俺は君を愛している――・・・。" 仕事の帰り道、突然見知らぬ男に襲われ、監禁されてしまった絵里奈。 「私を帰して!自由にして!」そう訴える絵里奈。 しかし、男の口からは信じられない言葉が・・・。 「何言ってるんだい?帰さないよ、君はずっとここで俺と暮らすんだ」 その言葉と共に、彼女は男と共に狂った監禁生活を強要されてしまう。 "何故、私はこんな異常者に愛されてしまったの―・・・・? お願い、誰か助けて――・・・・・。" 歪んだ愛の結末・・・・その先にあるのは? 絶望?それとも――・・・・。 この物語は、愛故に狂ってしまった一人の男と、 その男に監禁されてしまった女性の結末を辿る物語。 ※内容がダークな為、R-18指定になっておりますが、 露骨な性的描写は完全に省いております。
大好きな人が隣にいて、一緒に話をして、時に喧嘩なんかもして、 一緒に泣いて、一緒に笑って、時に互いに愛を囁いたりもして――・・・・。 それが当然だし、いつもの事。 でも、それがとても幸せな事で・・・、 いつまでも、ずっと、長く続くと・・・・ そう、思っていた・・・・。 二人に悲しい「別れの時」が来るまでは――・・・・。 二人の高校生の切ない恋物語。
"蝶の羽を針で止めるように、 もう二度と離しはしないのだから――・・・・。" 飛鳥に監禁されてしまった夕鶴・・・。 しかし、時に夕鶴は気になることがある。 彼の、飛鳥の自分への愛が、執着が本物かどうかを――・・・・。 だから、時に夕鶴は飛鳥から逃げ出す振りをして彼を試す。 この物語は、監禁された女性と、彼女を監禁した男の物語。
晩秋の夜、男の胸中によみがえった温かくもせつない記憶。 忘れていたわけではない。 忘れられるはずもない。 ……しかし、僕は大切なことを忘れていたのだ……
どこにでもいる高校生三人が相次いで自殺。ネット社会にのまれ、自分の大切なものを守るために自分を捨てていく三人。
奴隷に落ちたお姫様とその従者。そしてそれを救った唯我独尊系な商人。そんなありきたりだけど、やっぱり王道っていいんじゃね? と、感じる方にお勧めでございます。
帰国子女のナオキくんを中心としたお話です。 日本の学校社会や取り巻く環境に「?」と思った帰国子女の友人の話をベースに書きました。 一応青春モノのジャンルになるかと思います。
子供たちが目覚めなくなる。そんな事件が続く中、エリート中学に通う少年、優の友人も学校へこなくなった。友人を気遣う彼に、母親と担任は容赦のない言葉をぶつける。 自らも眠りから覚めなくなった優は、眠りの世界で少女、莉莉花に出会う。少し変わった雰囲気の莉莉花。たくさんの子供たちが笑いあうこどもの国と現実の世界。 優や莉莉花は現実の世界へ戻っていくのだろうか・・・・・・・
自分の世界で生きる青年-滝口信之助- 「あなたはおかしい」母親の一言 信之助は受け入れて生きていく。 初めての友達を作り、初めての恋をする。 初めての喧嘩をして、初めての失恋をする。 信之助はたくさんの初めてを経験して大人になる。
とあるロードサービスレディのお話。 この仕事について3年目、大立目 美知葉(おおたちめ みちよ)は救援の依頼にいつものことと出動したものの、あれ?いつもと勝手が違う・・・・・・?
暇でしたら読んでくださいー。 そういえば、どの要素にも属さない気がしたんで、適当に青春とか恋愛とか言ってますが、普通のストーリーです。