第11話 魔法キノコの温もり。 動物や植物に酷似した亜人達の住む世界。 科学と魔法が共に栄える文明で紡がれる物語。 稚拙だけど等身大の全力。 君影草と魔法の365日。 愛娘と楽しい時間を過ごしたゲーム『とんがりボウシと魔法の365にち』より。
某県 太陽町 斎藤信一郎「この田舎にはテロリストやヤクザや暴走族がいる。 危険だ危険だ思ってても自分は大丈夫って思っちゃうだろ? でも人生ってのは、特に青春ってのはありえない事が起きるわけ まぁ!後悔してもしょーがねぇし!バンバン楽しくやってくけどね!」
戦国時代・自治都市堺を束ねる会合衆・今井宗久の養女となった、出雲大社御師の娘・若雪。 宗久の甥・嵐のために堺を離れて三年以上の時が過ぎていた。宗久の思惑に沿い、石見銀を得るため地方領主のもとに逗留していた彼女は、思いがけず家族の悲惨な死の真相に迫ることとなる。そしてそのころ嵐は―――――。 人と神の 願いを織り込めて 流れる時は見ていた 血も涙も 瞬きの笑顔も
‘それでも世界は美しい’の二次創作小説です。 この物語は、雨の公国のニケと砂の皇国イラーダが主人公です。 二次創作がお嫌いな方は、ごめんなさい。
イジメ問題に取り組む心理療法士神尾は、無くならないイジメ自殺に業を煮やし悪魔の発言 とも取れる呼びかけをイジメで悩む少年少女に行った。 その発言とは、どうせ死ぬならばイジメた人間にガソリンを浴びせて火をつけて道連れにして 死ね…という発言だった。 その発言が元で中学生の少年がカラオケボックスで自分をイジメた4人の同級生を道連れに ガソリンで自殺を遂げた。 神尾の発言がマスコミの知れる所となり神尾はテレビの生放送に臨む。 評論家達との対話の中で神尾の本当に伝えたかった心からの叫びが日本中に響く
季節感をテーマにした一次創作百合連作短編『カレンダーガール』一話です。 連作短編ですが独立した話であり、掌編に近い短さのため気楽に読んでいただければと思います。
ここはとある宮殿。その国の王様は国の統治や国外とのやりくりを。王妃はその裏方に回って仕事をしています。王子はサガラという賢明な子がいて、熱心に勉強をしているようです。 王妃は実力派で、貧しい層から今に至りますが彼女はロボットを作るのが得意だったので家来に自分の作ったロボットを使用しています。前は若いロボットを量産したのですが、どういう事か反抗してきたり言う事を聞かなかったりとありました。(王妃は進んだ人工知能と若さが原因だと考えています) そこで、部隊も編成した上で新しく作られた存在。それがオジチャン部隊、オバチャン部隊でした。(見た目年齢は明らかにご老人) 部隊はブルー、レッド、パープル、イエロー。主要はこれだけで、他にもあるかもしれません。 特務だとか突撃だとか、様々な任務を持つ部隊。本作の主人公は、イエロー部隊です。
駅前のコーヒーショップで人間観察をする「狩野」は妄想ばかりしていて、世界に一線を置いているものの、彼独自のコミュニケーションで他者との距離を縮めようとする。
別れた女性に未練がある青年。彼は右往左往しながら、その苦しみからの解放を待っている。日本のとある地方都市を舞台にした混乱気味幻想奇譚小説。
いつもの朝、いつもの景色。全てがいつも通り。 今日私が死ぬことを除けば。 死を決意した私が屋上から飛び降りようと思ったその時現れたのは、誰からも慕われる後輩の安藤君だった。 「工藤さん、死にに来たんでしょ、ここに。」
ギャルな小枝、地味な流華、お色気な香澄先生。 三人を繋ぐのは無名有名な都市伝説達。 保健室で繰り広げられる様々な都市伝説に、都市伝説オンチな小枝は無駄に頭を回転させてしまうのであった。 今回はある手紙の話について。
学園祭2日目。軽音楽部として大トリの出番を控えた榛原(はいばら)と部長の寺谷(てらや)の乗る電車は不運にも人身事故に見舞われる。 本番に間に合わないと焦る寺谷。しかし榛原の心は別の不安を抱えていた。 これは唯の人身事故ではないと。