自分の娘が交通事故に遭い重傷を負ってしまう。男は運命の皮肉を嘆くがその運命にまた奇跡的に救われる。 雪だるまという作品の改稿版です。大きく内容を追加したので新規で出させていただきました。
喫煙者には肩身の狭い世の中になりました。 なにを書くそう私めも喫煙者なのでw 愛情表現って人それぞれですよね。 こんなカップルになりたいです。
1月の初め。深夜から降り続けた雪のせいで、町中が真っ白になった今日。クロは老夫婦と一緒に暮らしていた家(今は空き地)で、真っ白になって死んでいった。苦しく、険しい顔をしたまま、途中で力尽きたように倒れ、そしてそのまま目を閉じていったのだろう。誰にも気づかれることなく朝を迎え、ボロボロになった自慢の赤い鈴付きの首輪とともにクロは息をひきとった。 (作品より抜粋)
「ヒロってさ、終わった後冷たくなるよね」 「優しくしてほしいのか?」 「まさか、優しくする気もないくせに。」 「優しさなら・・・彼氏にでもねだれ。」 (作品より抜粋) 人には言えない、貴方にも言えない、複雑で、単純な恋愛関係。
「今日クラスメイトに、あなたと付き合っているのかと聞かれたわ。」 「それは、男性にですか?」 「いえ、女性よ。安心して。」 「それで?」 「そうしたらその聞いてきた子に『似合わない』と言われたわ。」 「まぁ・・・確かに。」「それでね、私はしめしめと思ったわ。」 「しめしめ?」 「だって、少なくともその女性は貴方の素晴らしさに気付いてないのでしょう?今の私には貴方しかいないの。だから時々不安になるわ。いつかあなたがどこかに行ってしまうのではと、私ではない、違う女性に貴方を奪われてしまうのではないかと・・・。」 (作品より抜粋) 初めての恋と大きな悲しみ。 大学生の男女の恋物語。
『なりそこない』 それは、神になりえなかった者の魂。 今日も平和な町に叫びと血と、銃声が鳴り響く。