この心をお返しできるならば、と思ってしまいます。 身の程をわきまえているつもりのロボットとそんなのどうでもいいロボットを開発した女の人。
数秒後、愛輝は咳き込み始めた。 授業は、一次中断。 が、いっこうに収まる様子も無い。 息が苦しくなっていく。 《おか・・・しいな・・・。薬は・・・のんだ・・・のにっ・・・》 いつもより、苦しい。 そう思ったとき、愛輝の意識はとんだ。
近未来の廃工場にて意思を持つロボットと科学者の最期のお話。 たとえば意思のあるロボットがそこにいたとして、それでも私たちは自分たち人間の方がよっぽど"心"について解っていると思うだろう。 その科学者の女も同じことを無意識に思っていたかもしれない。けれども、本当にそうだろうか? 殺意を抱いたロボットと殺意を抱かれたのだがその理由がよくわかっていない、わかるつもりの無い人間の女。 決してハッピーエンドではなかったけれど、それでも最期に何かわかった気がした、そんな人間の女。
「私」は「彼」が苦手だ。 傲慢で冷酷で、ヘビのように冷たい生き物。 彼の前での私はまさに、蛇ににらまれた蛙。 だけどなぜ私は彼を嫌いにはなれないのだろう。 不器用でちょっと変わった、恋愛小説です。
初投稿の学園ものです。 イケメンと普通の女子高生が心を通わすお話。 設定はスーパーベタです(笑 でも、案外こういう悩みを持つ人って多いんじゃないかなー とか勝手に思ってます。 (2月17日更新)
主人公希(のぞみ)は親友・湊とのショッピングの待ち合わせに向かう途中、交通事故に遭う。幸い、命に別状はないけれど、3ヶ月の重傷を負う。1ヵ月後、絶対安静から解禁された希は暇な入院生活を送っていた。話し相手を探しにナースステーションへ向かう途中、衝撃の事実を知る。両足が動かない事を。1人で頑張るが、結果が出ず、自暴自棄になる。 果たして、希は立ち、歩く事が出来るのか。それとも、あきらめてしまうのか。
とある女子高生に起きた出来事、現代のネット社会の日常・非日常な日々 私は私になることが出来るのか―
会社のゴルフ大会に参加した僕は、幹事の企みに巻き込まれてしまったらしい。 自分でも知らないうちに、部対抗の代表にされた主人公の胸中は・・・ ゴルフだけでなく、全てのスポーツ選手の心境を語り、観客との感じ方のギャップを語る そんなスポーツストーリーです。
神を自在に人間界に顕現させる力「かんなぎの力」を持った一族、上凪(かみなぎ)家の跡取り娘、一月(いつき)は、高校一年の夏休み、あるとんでもない事態に巻き込まれる。これは、その出来事を綴った物語。彼女の力が、未来を救う―