未来人がやってきて、発明品の実験台にされた俺は並行世界に飛ばされ、並行世界にいた偽の俺?は元の俺の世界に飛ばされた。しかし、実験装置が壊れたため、お互い知らない世界で過ごさなければいけなくなる。戸惑う俺だったが、周囲の証言から、並行世界でとんでもないことをしでかしていたことが分かった。そこに、奇妙な女生徒が現れる。
巷ではさまざまな赤い糸があちこちで複雑にねじれていて、余人はきっとその糸の先にある人を見出すだけでも骨が折れるのでしょうから、私には過ぎた幸いだったのです。
私立高校二年に通う男子生徒、西山ユウは目立つことを恐れ地味で平凡な高校生活を送っていた。 二学期のある日、前の席からクラスの中心的存在でお調子者の田所ケンジが声を掛けて来た。一方的に絡んでくる彼を苦手に思っていたが、学園祭の準備などを経て次第に親しくなっていく。 学園祭で急遽女装をする羽目になってしまったユウは、戸惑いながらもグランプリに輝いてしまい注目を浴びる。 さらに壇上で、田所に突然唇を奪われ意味がわからないまま突き飛ばしてしまう。 いい加減で調子良くてマイペースな田所に振り回されてばかり。 それでも嫌いになりきれない田所に心を開きかけるのだが、自分を他の連中と同じ様に思っていることを知り、ショックを受ける。