残雨
冷たい雨が頬を打つ
来るまで待ってる
警備員から盗んだ鍵
ひっそりと
雨の匂いに圧迫されて息苦しい
部屋の中なのに酷く冷える
靴に砂利が混じってる
濡れた感触
後に温もりに変わる
凍える頬
夕暮れ時に放った言葉は
あの人に届いているだろうか
あんな事言わなければ良かった
あれは…そう、最後の我儘
後戻りはできない
傘は要らない
もう濡れてしまった
もうこれ以上
時が過ぎないで欲しい
淡い期待を打ち消す雨が止むまでは
残雨
読んでくださりありがとうございました。
冷たい雨が頬を打つ
来るまで待ってる
警備員から盗んだ鍵
ひっそりと
雨の匂いに圧迫されて息苦しい
部屋の中なのに酷く冷える
靴に砂利が混じってる
濡れた感触
後に温もりに変わる
凍える頬
夕暮れ時に放った言葉は
あの人に届いているだろうか
あんな事言わなければ良かった
あれは…そう、最後の我儘
後戻りはできない
傘は要らない
もう濡れてしまった
もうこれ以上
時が過ぎないで欲しい
淡い期待を打ち消す雨が止むまでは
残雨
読んでくださりありがとうございました。