四百字という制限の中で、どれだけ物語の世界を広げられるか。深められるか。はたまた、高められるか――そんな試行錯誤を集めた習作集です。
遠い、未来。人の感情は、脳に埋められた小型のインターフェイスによって、「適切に管理」されていた。 そこは、争いのない、調和した新たな世界。 だがある日、事件は起こる。
空はとても不思議。 毎日同じ色なのに、毎日違う色。 真っ白というより、真っ透明なキャンパス。 さぁ、あなたは何を描きますか。
女生徒が一人、マンションの屋上から飛び降りた。 ぼくがそれを知ったのは、クリスマスの朝だった。 そこから始まり、そこに還り、そして終わる、終わらない物語。
わたしヨリコと親友みちよの何気なくもちょっと不思議な日常。今回は彼女がある本読んだきっかけで・・・
アイドル育成の女学院に、アイドルになる気がない、まったくやる気がない女の子が二人転入した。 クラスメイトは彼女たちを受け入れられるのだろうか。 現代社会では異物を排除する、いじめが多過ぎるが未来社会では、とても厳しい規律がある。 いじめもない。担任の先生は優しく、必ず守ってくれる。それに甘える菜瑠。でも、一部のクラスメイトはストレスを感じる。 菜瑠と、ひとみは親友になったが、ひとみはある悩みを抱えた。ひとみは菜瑠に恋している。でも、菜瑠は同性愛者ではない。 現代とは道徳基準が異なる未来社会を描きます。