PS3ソフト、アーマードコア4の舞台であるリンクス戦争より四年ほど前。企業が国家に対して軍事クーデターを行った。後に国家解体戦争と呼ばれる革命である。 ここで描かれるのは国家解体戦争の終了間際、国家によって雇われたとあるレイヴンの活動記録。戦場で彼が何を見、何を聞き、そして何を思ったのか。 その真実を、今。
どうしても転生族による政治介入(自由化運動)を阻止したい政治局タカマ・ガハラはとんでもない謀略を企てる。それに気付いたノビー・オーダ、ミッチ・アキュ等ヨミランドの面々は穂刈末人、捨文王たち現世組みと力を合わせて戦いを挑む。
この世とあの世はリンクしている。穂刈末人の住む世界がこの世(現世)ならノビー・オーダが住む世界(ヨミランド)があの世になるのか……。ヨミランドは創造種族と転生族のふたつの種族で構成されていて、転生族は死を境にヨミランドと現世を行ったり来りの宿命を負っていた。ヨミランドの政治は創造主族が仕切っていたが、社会では政治の民主化解放運動が火の手を揚げていた。もちろん現世の人間たちはそんなことは知る由もない。そんな中で創造主族のTOPタカマ・ガハラは、民主化運動鎮圧の謀略を開始する。……ノビー・オーダは現世との会話が可能になるVTS装置を開発中だったが、その謀略を知り激怒して財団を辞める。警視局に勤める同志ミッチ・アキュと反体制運動を起こすのだが……
サラリーマンのジンは、夢を自由に体感出来る装置【ドリームメーカー】を完成させるが、夢で「時空操作」を繰り返したことで、夢と現実が入れ替わってしまい、ジンはそのまま夢に閉じ込められる。 一方、取引先のマウは、そのドリームメーカーに「マウの思い通り」になるようなプログラムを組み込み、人々を操ろうと企てる。 そこで、ジンは自分の時空操作とは別の特殊能力者【イオ】を6人集め、自らが総隊長となる、α(アルファ)という組織を発足し、マウの陰謀を阻止しようと試みる。 人はなぜ生まれるのか。望んでもいないのに。人はなぜ生きて行くのか。わけもわからないのに。人は最期には同じ場所へ逝く。 その謎に飛び込んだサイエンスフィクション。
「自分の頭で思い、考え、そして物語を作っていく。分かりますね。君が作っている物語は誰かの真似なんだ。誰かの頭を借りているだけで、君自身の発想ではない。誰かの目ではなく、君の目で見ないとね」
あなたも、一度は思ったことがあるかもしれない。 好きに過去に行ってみたい。 好きに未来へ行ってみたい。 時間を止めてみたい。 それぞれの、時間を手中に入れる戦いが始まる。