憂鬱な僕はなによりも
僕は幼馴染みの彼女に想いをよせる現在高校2年という設定です。
いつも憂鬱な僕だけど。
いつからだろう。
僕、柳谷凪はいつのまにか幼馴染みの染井よしのを追いかけるようになっていた。
小学校の時はあんなに近かったよしのの存在が今ではとても遠い。
よしのは、頭も良くて美少女だった。
神様ってのは不平等なんだなって思うぐらい。
そんなよしのはいつも友達に囲まれて幼馴染みの僕はそれを眺めるだけ。
友達に囲まれる彼女を眺めるときはいつも憂鬱。
そんな彼女は放課後になると決まって
「凪ー!一緒に帰ろう!」
と、満面の笑みで言う。
僕は嬉しくてたまらないのだった。
よしのと僕の家はご近所さん。
最後まで、二人一緒に帰った。
この帰りながら話すときが僕の一番幸せな時。
彼女の笑顔を見ながら話すのが僕は何よりも好きだった。
中学生になると、よしのはあっという間にクラスの人気者。
よく、放課後勉強教えてーだとかで誘われているが、彼女はいつも
「ごめん、私放課後は用事あるんだ。休日とかでいいかな?」
と、誘いを断る。
彼女は中学生になっても僕に一緒に帰ろうと言ってくれるのだった。
とても幸せだった。
高校生になっても彼女は人気者。
そんな人気者の彼女を眺めるのはいつも相変わらず憂鬱。
憂鬱だけど、
一緒に帰ろうと言ってくれるのがなによりも嬉しい。
いつか言えるといいな。
僕は、君のことが
憂鬱な僕はなによりも
初投稿作品です。
初めて恋愛小説書きました(笑)
初なので、短編小説にしました。
馴れてきたら長編小説書いてみたい。
なんか、こういう恋愛も悪くないですね。
閲覧ありがとうございました。