『これを読んでいる人へ。もしも妹と、久遠在処と関わる機会があれば。この事をよく頭に入れておいてほしい。妹は昔から普通じゃなかった。』 ―僕は願う。愚かだった僕たちを憎んでくれたって構わない。 だけど、どうか妹の愛した廃墟の王国だけは壊さないで。―
4人の話からスピンオフ作品 主人公、美佐瑠衣(みさるい)は学校から帰り道に古本屋によることになる。 そこで見つけた。1冊の本には妖怪のことが記されてる本であった。 その本は琉衣の知られざる力により、本に描かれた妖怪たちは真白で白紙のように姿を消す。 表紙に描かれた妖怪天零は 本に司る妖怪、天零とともに妖怪達を本の中に戻すことになってしまう。
ある日から、青年の左目に、正体不明の「何か」が棲み始めた。最初は小さくて特に害もなかったその「何か」だが、徐々に大きくなり、青年に大きな影響を及ぼすようになる。そして、遂には……。
主人公、西条尚と、ヒロインである三門鈴は、ある時期から毎日のように体を重ねるようになる。 高校入学まで大した接点も無かった二人は、ある理由からそういう関係になった。 そして高校二年の夏休み、西条尚の人生は変わってしまう。 ※プロローグ段階では殆ど内容が明かされません。