学生の『好き』はいつも遠くて。
それは黒いカバンだった。誰がそこに置いたのか、公園のベンチの割と目立つ場所にあった。一之瀬がそこを通りかかったのは、急ぎの郵便物を投函した帰り道だった。会社に早く戻るため、公園の中を通り抜けようとしていたのだ。カバンを見た一之瀬は、その...
少年アルマがいろいろする話。
三国志の劉備の心情を妄想。