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昨日のことだったね
本当はずっとずれていた歯車が
完全に噛み合わなくなった

彼女は内面をうたわないと言ったけど
僕はどうだったかな
わからないまま大人になって
君を忘れようとしていた気がする

背負えない人の多さ
背負う覚悟もなくて
自分のことしか好きじゃない

だから、僕が嫌いなんだよね
やさしいと言ってくれる人がいるから
いつも寂しかった

だけど、数えた冬の中にも
君との思い出があるから
僕は泣かなかった

だからって何も救われはしなくて


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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-02-07

Copyrighted
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