物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/
雑誌ダ・ヴィンチの”第1回「本の物語」大賞”で3次選考止まり(最終の1つ手前)でした。 昭和30年頃を舞台にしたミステリー要素入りの時代小説です。
「16歳の誕生日おめでとう」夜中の0時に俺の部屋に入ってきた知らない人。 「私は誰でしょう」と声を張り上げた途端に煙が知らない人を包む。 「だららららら」と煙がもうもうと部屋を埋め尽くす中ドラムロールの声真似が聞こえる。 「実はお母さんだったのです」と威勢よく言い切ったが煙で本体が全く見えない。 窓を開けると二月の寒さが煙まみれの部屋をじわじわと襲ってきた。
物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/
都内某ホテル。会議会場の入口に『重大発見に関する記者会見』という表示が出ていた。会場の中にはたくさんのイスが並べられ、すでに大勢の記者たちが座っていた。彼らの正面にあるテーブルには所狭しとマイクが林立しているが、肝心の主役はまだ来ていない......
中原巡は小学5年生のときに星野灯という義理の姉ができた。巡は歳を重ねるにつれて血の繋がらない義姉を意識してしまう。そんな中、もともと病弱だった灯は入院してしまうことになり、家の近くの病院ではなく、少し離れた不思議な病院に連れていかれることになる。灯に何があったのか、そして誰にも言えない秘密とは……。