【あらすじ】 メインコンピューター〈マザー〉によって管理統制される機械化都市の地下には、政府の眼を逃れる〈はぐれもの〉達が隠れ住んでいる。その一人のザクロは、ボスの仲介で依頼を受ける「なんでも屋」として動いていた。ある日カルアという少女から、自分そっくりのロボットを壊してほしいと依頼が来る。娘そっくりに作られたロボットにすっかり熱を上げ、当の本人をかえりみない父親の眼を覚ましてほしいとのことだ。
魔物を討滅するために組織された”白亜の塔”。そこに集う者たちは天使と呼ばれ、人々の崇敬を受けていた。 上級天使として白亜の塔に入ることになったアイルは、そこで得た仲間たちとともに、魔物の脅威から人々を守る任に日々奮闘する。 「赤い渚に浮かぶ月」とは同一世界ですが、こちらだけでも問題なくお読みいただけます。むしろ、時系列ではこちらが先になりますので、読まれていない方がネタバレしなくて良いかもです。