高校2年生、文化祭の部活活動で書いたオリジナル小説。 後に専門学校の入試に使われ、見事合格。 これはその際に修正した物。
手詰まり感。 男は「老い」という摂理に寝首をかかれる直前だった。 認めるか、抗うか。 抗っても、その先は――― その日ふと目に映った、踊るようにティッシュを配る人影。 二日酔いの気だるさと、なんのことはない興味本位から足を踏み入れたその世界は、やがて男の日々を変えていく。 ―未完です。1回/week更新が目標。―
男女の友情とは? 色気を伴わない関係を何十年も続けてきた二人は、今宵も山小屋で二人きりで語り合って過ごす。 年月が酒を成熟させるように、二人の関係も成熟する。 人生を霧の中のワインディングロードに例えれば、二人の交差する十字路とは? 大人の人生の味わいを思わせるお話です。
古くから伝わる歌があった。その歌を聴くものは皆、魅了される。ただ一つ、皆から愛唱されている歌の意味を知る者はいなかった。 いつ作られたのか、誰が作ったのかは謎に包まれている。 歌の記憶を遡ると、一人の姫と従者の存在があった。二人は、どのような人生があったのか。 そして歌の意味とは……。
小学校低学年の春。引っ越した先の隣の家には、自分の2倍はありそうな太った女の子が住んでいた―。 勉強、運動、家柄、多くのものに充たされた主人公「シュウ」が唯一充たされない「恋愛」。 そんなシュウに彼女は大きな影響を与え続ける。
離婚により親権を奪われた一人の男と一匹の犬との出会い 犬の成長に別れた息子を重ね合わせ生き甲斐を見つけた男へのクリスマスプレゼント。
末っ子の「マサムネ」 双子の兄弟「ヒデヨシ」とともに我が家のメンバーとなり ほんの一時を家族と共に過ごし、逝ってしまった猫。 そんな猫と家族の思い出をつづるストーリーです。 野性を残し、自由に生きた「マサムネ」と「ヒデヨシ」 彼らが家族に残してくれた思い出は・・・
罪に手を染め続ける柏木裕が出会ったのは、絶世の美女公咲優衣。 彼女は世界最大と呼ばれる公咲グループの一人娘だった。 優しい心を持つ優衣に、自然と心惹かれていく裕だったが、ある日とんでもない現実を突きつけられてしまう。 悩んだ末、彼が選んだ結末は――……
ある日、夜の草原に散歩に来ていた少女は倒れていた少年を見つける。 しかしその少年の頭には、人間とは思えない猫耳があって・・・・。