蛟は天に昇る前の龍のことで、大蛇の姿をしています。 その蛟が善福寺上の池にいることを祖母から聞いたボクは、池に日参するもなかなか見ることが出来なかった。 時がたち、大学院に進んだころやっと蛟の姿を目撃し、1枚の鱗を拾う。 それを大学の教授に分析してもらい、間違いなく生物の一部との確証をもらったボクはマスコミに売り込む。 そして……。 コメディですが、TV局の裏もちょっぴり書いて、話に厚みを持たせてあります。
(真の有識者は、医療も経済も両方考えるものでして…)、その顛末やいかに。400文字以内のショートショート落語臭。とても短い創作落語。
青森から上京してきたどこか抜けていて恋愛に鈍感な、花屋の泉結衣。ただひたむきに仕事に励み真面目で恥ずかしがり屋な、蕎麦屋の神田徹。そんな二人は出会い、次第に恋愛へと発展していく。何もかも上手く行く幸せな毎日。そこに大きな落とし穴があることを二人はまだ知らなかった―― 男女二人の心情・動作を第三者目線で細かく描いた、中学生による恋愛ドラマ。ラストに必見です。
ドンドンドン、ご免よ、八つぁん、いるかい? いるよ、熊さん。 どうしたんだい、そんな鰻の寝床みたいな薄暗い部屋でゴロゴロして…、その顛末やいかに。400文字以内のショートショート落語臭。とても短い創作落語。
ご隠居、使っていた物を使わなくなったから、売っ払っちまう、なんて事が流行のようだよ。八つぁん、それは箪笥の肥やしになるより、結構な事じゃないかい…、その顛末やいかに。400文字以内のショートショート落語臭。とても短い創作落語。