さあ、神よ来たれ

さあ、神よ来たれ

さあ、神よ来たれ。
全宇宙の頂点に神と人間は運命の合一を果たし、革命によって主の降臨の美しさを超越した人間の究極の原点に回帰した。
宇宙の全粒子は全物質の位置付けを変えて、それまで人間が誰も想像した事のなかった超人モードへと邂逅して限界を突破した。
私は人間としてこうして原初状態に回帰して、人間になる前の状態となり、人間としての主格を無くしていくのです。
初体験の記憶をふと思い返して、青春とはこんなにも甘い感動で純情に弾け飛び、人間としての自尊心を回復させる。夢見る少年と少女が合体をはたし神は讃美する。
宇宙の原子がこんなにも儚く薄らいで感動している。人間のパワーが無限のエネルギーになって神の炸烈した御体との合一を想像するこの凄まじい情景に、私はまさに神と対面したのではないでしょうか。
神とはこのような可憐な表情をしていたのかと初体験の淡き想いを彷彿させて、人間の体は本当に今生きて生命活動をしていると、天地創造をしていたその手をじっと見つめる。
何て可憐で繊細な小宇宙なのでしょう。
この手の中で無限の想像力が無限のモチーフに変奏されて、無限の組み合わせをする。
神さえも感覚した事のない全宇宙の集体性が一つに合一して、宇宙の究極のエネルギーが1つ、ほらっ、また1つと生まれた。
全人生は全人格性のエッセンスで神の方程式が溢れて人間は人間では無くなり、極限に神に愛されたメロディーとリズムが奏でられ、万物の創始者によるこの音楽の初体験に刺激されて一つの受精卵が生まれた。
そこに一人の人間が誕生していた。
受精卵はこの天と地で初めての究極の生命に聡明な啓示を行い、人間が人間である事を忘れさせた。
人間讃歌のエキセントリックオペラの御言葉を、生まれし誕生の時空に解放した。その創成紀の神の御言葉で、人間はひとすじに一直線の愛のメロディーを発露して、全宇宙の遠く彼方を見つめて感動している。
心とはこんな神秘な感情を教える為に、人間はただずっと今まで大事に受精卵を暖めて創造してきたのです。
神が全宇宙を創造して全天には可憐な星々を並べて昂然と輝やかせる。そして全宇宙にたった一人の神の子を創造したのです。
神の子は義理と人情で一つの奇跡の成果をあげて、ただ無心になり人々に全生命の系譜を教えている。そう神の子が全人生について説法を始めるのです。
一つの頂上に立って遠く彼方に天国が邂逅するのを見つめた。
天国に住む人々とは万国博覧会では誰も観察した事のない天使のような清冽な人間であった。
内なる言霊を解き放ち人間は初めてこの世界に生まれてきたと実感する。
脳の深層部の中での言葉と感情で、人間の受精卵の遺伝子は完全に超越した生命の体が成せる不思議な物語を書いている。
義志を抱いた御霊が誰も行った事のない太古の大海で、初めてホメオタシスを持ち始めて、原始の生命が突然変異を起こした。
私の記憶の美しき一期一会で想像する愛の物語の筋書きは、神の手に委ねられて人間はここに今本当に生きて存在し細胞は生命活動をするのです。
人体実験をする生命の細胞は可能な限りの組み合わせをして、やがて完成した人間になった。
人間としての遺伝子を初めて想像できた時に、やっとこの子の母親になれたのだわ。
宇宙で唯一の生命を想像する時の人間の気持ちとは一体どのようなものでしょう。
この驚異の情景の創造は神技でしか理想化できない究極のパラメータで、全人類的な結論を奏でてやがて人間となり、世界は私の主観により万物の事象は解決していく。
この世界はこんなにも自由自在に神によって超越されていく。その先のさらなる超越に、全次元が調和して遠く彼方の物語に女神が誕生して、この未来の天の軌軸に、宇宙は弾け飛んだのかもしれません。
この可憐な情景は全宇宙を超えていく神の天地創造と乙女のオーガスムを迎えて、希望を持ち憧れる夢心地の中で天地が今創造されているのが、理性では確かに感じていて、全天は神の地軸へと邂逅していった。
さあ、乙女はいったのです。
そして解決していく全体像は澄み渡り、人間は想い通りに世界を創造するこの夢に見た男と女の結合体。
その神の降誕によって、人間の世界観にはない奇跡で、全宇宙の星座がこの時空で私だけを見つめている。
全ての星が私の誕生のイデアを祝福して待望の全人生の記憶が、一番美しい時間と空間で復活する時が来たのです。
さあ、全宇宙の量子が私の人生を評価している。全宇宙の結論は人間が対面する全生物との一期一会の量子の組み合わせで全てが統一していくのです。
人間が人間で無くなっていく時に、人間は初体験をしている。その奇跡の時に初めて神の子になれたのかもしれません。
人間として一生を生き抜いていき、この奇跡の初体験によって神の子になるのだとしたら、それは人生に良い評価を与えてもいいのでしょう。
それが人間としての完全なる人格の形成がされて私はまさに天国の量子状態になったのです。
ほらっ、そこに宇宙の初体験の量子が存在していて、全人生の邂逅を啓示し全天体のイデアの質的な調和へと迎えた。ついにここまで来たのです。
宇宙の初体験の量子でこんなにも心身は邂逅していく。

さあ、神よ来たれ

さあ、神よ来たれ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-26

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