主人公である自分が、縁の深い同僚を少し離れたところから見ている。どこにでも居るようで居ない人達。でも、主人公である自分は”本当はこんな人が居たら人生は愉快”と思っている。そんな楽しい人々の痛快コメディー。
高校の卒業式前日に両親を失った如月(きさらぎ)由美(ゆみ)は二人の青年、ジェイとティムと出会う。 彼等は裏社会で働くSFというグループのメンバーだった。 SFには八人の個性豊かな殺し屋が集まっており、由美はそこの仲間として雇われることになった。
受験戦争を迎えた高校生の少年は自分が勉強をしている理由は、結局は自分がいい墓に入るためではないか、という思いに取りつかれ、それを振りきるために、ひとり夜行バスに乗って旅にでる。そこで、ひょんなことからミホコさんという不思議な女性に出会い物語は梅雨の季節を巡っていく。
毎度毎度…配信が遅れて申し訳ございません…。第二部です。勝手ながら今、読んでくださっている皆さん…、感謝申し上げます。 えーと…、今回、お詫びと言い訳があります(桜前線と稲作についてです。)※3
花子、クレア、エフィルは親しい友人同士だった。そんな彼女たちを戦争が引き裂く。そしてクレアから花子への手紙が、クレアの知られざる一面を明らかにしてゆく。
つまらぬことで上司とケンカになり、小野寺隼人は会社を辞めた。やたらとプラス思考の話をし、自分の考えを押し付けてくるイヤな相手だったが、二十九歳にもなって大人げなかったと、今では反省している。七十歳の定年までに何度か転職するのが当たり前の時代に......
隠(オヌ)を狩る少女と少年の物語。 白江優衣の体は、髪の毛から、眼球、歯、皮膚、内臓、足のツメの先に至るまで、全て生体印刷された義体である。 失伝したはず卜伝の太刀を使い、歴史の表に出ることのない隠を狩る。 彼女に下された指令は、クラスメイトの護衛だった。 イラストワーク 麻戸幸隆