少し先の未来。小型ホログラム装置”スキンボックス”が開発され、人々は自分の容姿を変えるホログラム ”スキン”を投影して、手軽に理想の容姿を手に入れられるようなった。やがて、スキンは社会に浸透し、生身で歩く人間はほとんどいなくなった。主人公もその一人。日々スキンを変え、理想の自分を楽しんでいた。 ある日、街でスキンをつけず生身で颯爽と歩く女の子と出会う。気になった主人公は、スキンを変えながら彼女の後を追って行くのだが……。 そして同じ頃、街頭でスキンが一斉に悍ましい姿に変えられる事件が発生する。
房子は凶器に刺し貫かれる悪夢にここのところ悩まされていた。そんな精神状態の彼女は年下の大学生、宏之と出会い、互いに惹かれ合う。房子には夫がありながら。
辺境の村ウェシュニップへついたのは、なにもかもが闇に包まれた真夜中だった。小学5年生~中学1年生までを対象年齢と想定して創った作品なので漢字が少なめ、セリフ多めです。
ここは「ユーバーシュヴェンメン宙域」、最上級のバカ共が群がる無法の宙。政府は恐怖し、何もできない。付いた異名は宇宙の火薬庫。 公僕は頼りにならない。ならば無法には、同じく無法で対処するしかないだろう。悪と戦う荒くれ者こそ、冒険家。 火薬庫に生きる一人の男、彼もまた荒くれ者、その名をライオといった。彼の周囲は、導火線だらけ。 さあ、こんな辺鄙な星に流れ着いてしまった不幸な諸君よ、ライオの奏でる危険なバディヌリーで暇を潰してもらおうか。