36歳バツ一の洋介は13歳年下の洋子を思うが離婚がトラウマとなり気持ちを封じ込めていた。美術好きで意気投合し美術展やコンサートを共に楽しみ二人の距離は近づく。その後二人で見に行った枝垂れ桜の下に立つ洋子の美しさにたまりかね、二人は結ばれるが、幸せな時間も短く洋子は病気で他界する、思い出の展覧会の半券が添えられた最後の手紙にオランダへあなたと行きたかったと書かれていて、洋介は洋子の最後の希望を叶えるべく弔いの旅に出る。
旅の途中、立ち寄った鉱山の町。ただならぬ雰囲気。町を牛耳るクリーチャーたちとリーダーの娘。労使の抗争。しかし、その影には恐ろしい黒幕がいた。
科学世界と魔法世界が敵対する舞台。科学世界の少年兵「レン・サイフラ」は特殊能力を持つがゆえに生体兵器として酷使される日々を送っていた。 ある任務で魔法世界に潜入した彼は、おなじく不可解な力の持ち主の少女と出会う。 そんな、彼女に持ち込まれた亡命の話。最初は、断るレンだったが魔法世界や彼女と触れ合ううちに科学と魔法の敵対理由の謎、彼女と自分それぞれの秘密に近づいていく。
三 午前十一時四十五分から午後0時まで 風船使いの女