魔法が科学と証明された世界、魔導師のヴェルナーは同じく魔導師のジークムントが2年間の牢獄生活を終えるということを聞き、迎えに行く。二人はジークムントの家で再会を祝うことにそこにはロザリンドの姿が。そしてシモンはロザリンドとの初デートをすることに・・・・
山間の村でひっそりと暮らす加治匠之介は、旧陸軍第十六歩兵連隊の兵士だった。ある日、彼の元に一人の男が息せき切って訪ねて来る。男が匠之介に告げた内容とは・・・。静かな東北の雪山を舞台にした、一人の男の決断の物語。
乙女ゲームの薄桜鬼にインスピレーションを得て書いた二次創作小説藤堂平助編その1。京都は西本願寺の境内に、一本の長生きの桜がありました。人間の心ない行いにより、命を終えることになった桜は、ひとりの青年のことを思い出します。色々なひとがそれぞれの思いを胸に力強く生きていた時代を想像しながら、書いています。
乙女ゲームの薄桜鬼にインスピレーションを得て書いた、二次創作小説藤堂平助編その2。1で書いた、ご神木が狙われる話は、実際にあります。NHKでやってましたー。桜の木ではなく杉の木などですが。人間のおぞましい欲望は、なん百年と続いた信仰の営みも踏み倒すわけです。ま、新選組には全然関係ない部分は私の言いたいことですw…新選組といえば、爽やかな青空いろの羽織に、桜吹雪…というわけで、桜にしゃべらせてみました。
天下の統一まで、まだ少しの時間が必要であった。種子島が国中に広まり硝石を含めた明銭などの貿易は、秀吉には絶対的に必要なものであった。しかし信仰と共に入り込む西洋文明の脅威、そこにはいがみ合う幾つものキリシタンの信仰が海の向こうで待ち構え、この国の様子を窺っていた。 秀吉の命で処刑された、所謂「二十六聖人」と呼ばれた事件の背景には、戦国の時代を終わらせ様と、そして自らがこの国を治める為に秀吉は動いたいた。否、この国の信仰を自らの信仰だけにしたいと目論み、カトリックのイエズス会は地方の大名にまで信徒を広げていた。 ポルトガル生まれでイエズス会の元宣教師だったルイス・フロイスは、サン・フランシスコ会の司祭で刑場に向かうペドロ・バプチスタを訪ね、互いの信仰を語ったのである。それはバプチスタが処刑される僅か二日前の夜であった。そこで語られた信仰の話とは・・・
気持ちがささくれていたある今年の夏の日。目が冴えるような青い空を見て、心の潤いを取り戻しました。その時の感動を詩にしました。
大人の女性になった自分を姿見に映したときに、あふれた思いを詩にしました。大人になんてなりたくなかった、子どもの私から大人の私へ。そして最後は大人の私の思い。