突然の交通事故。運ばれた病院のベットで目覚めると、目の前には妻がいた。・・・そう、それは間違いなく、自分が今日まで連れ添ってきた愛する妻だった。そして、自宅に帰ると、そこには自分が築いてきた家族が、子供たちが、両親が待っていた。 ・・・そう、僕は間違いなく覚えている。皆は、自分の家族だ。皆の顔も、声も、景色も、そして記念日も・・・。だが、僕には、そこにあるはずの思い出が、何もなかった。・・・何も思い出せなかったのだ。 ・・・だが、その奇妙な記憶喪失の影には、思わぬ現実が隠されていた。
放課後を孤独に過ごす僕。そんな僕には一つの趣味があった。 シューティングゲーム。 対戦ゲームや音楽ゲームが主流のこの時代、やりたがる人間は少ないものの、僕はそれを好んでいた。 いつものようにゲーセンに行ったとき、大学生らしき一人の男性と出会った。 彼もシューティングゲームを好む人間だった。 人が寄らないゲームで始まる、ささやかな交流。
小学生のころの初恋。 相手にはほとんど何も告げず離れてしまって。 でも高校生になって初恋の彼女と再会してしまって。 俺は彼女に恋してたのだろうか。 俺は彼女に恋しているのだろうか。 俺は彼女に恋するのだろうか。
かなりBL色の強い小説となっております。苦手な方はご注意! 掛け算の要素になっているのは、ハヤブサ×シュバルツです。 シュバルツに魅かれ続けていくハヤブサの恋心と、シュバルツの美しさと、ちょっぴりの忍者アクションが書ければいいな~、と、思っています。