かみなり

かみなり

蘭と新一が小3位の時のお話です。

二人でお風呂に入ります。


「ねぇ、しんいちー」

「どしたー?らん。」

新一と呼ばれた男の子はホームズの児童書を読んでいる

「一緒お風呂入ろ?」

「ぶーーーーっ⁉︎」

「だ、大丈夫?しんいち。」

「ふ、風呂?っつったか?今。汗」

「うん」

「風呂くらい1人で入れよ!//」

「だってね、今日お父さん帰ってくるの遅いの。それに、…ね?」

「それに、なんだよ」

「か、かみなり」

「かみなりぃ?」

「今日ね、かみなり…鳴ってるじゃない?」

「あぁ、鳴ってるな。」

「だからぁ…」

「おめぇもしかしてかみなり怖えの?」

「うぅ…」

「あのな、かみなりってのはただの電気だぞ?」

「怖いものは怖いのー!」

「ったく、しょーがねーなぁ…//」

「入ってくれる?」

「わぁったよ!入ってやる。」

「やったー!ありがと!しんいち大好き!!」

「っ、大好きって、おま…//」

「?大好きだよ?」

「っーーー!//」

「変なしんいち!早く入ろ?」

「お、おぅ//」


脱衣所にて…


蘭が先に服を脱ぐ。

(うぁ、らん、何のためらいもなく脱いでるよ…//)

「どしたの?しんいち。早く脱ぎなよ!」

「っ、向こう向いてろよ?//」

「なんでぇ?」

「っ!は、恥ずかしいだろ!」

「なんで私に見られたら恥ずかしいの?」

「っっ!それは…//」


なんだかんだ言いながらも新一も全裸になる。


「洗いっこしよ!」

「あぁ、いいよ!」

(もーこーなりゃヤケだ!)


スリスリ


2人はお互いに身体を洗い合う。


ジーーー


「ら、らん?」

「ねぇしんいち。なんでお父さんやしんいちにはおちんちんがあるのに、私には無いの?」

「え!?」

「なんか私だけ仲間外れみたい…」

「それは、お前が女の子だからだよ!//」

「女の子はついてないの?有希子さんも?」

「あ、あぁ。」

「ふーん。変なのー」

(何でらんはこんなに天然なんだ!!)

「あ、新一顔赤くなってる」

「え!?//」

「のぼせちゃった?だいじょぶ?」

そういって蘭が大きな瞳を近づけてくる。

「へ、平気だって!」

「早く浸かって出たほうがいいよ!」

「あ、あぁ、そだな…」

「いーち、にー、さーん、しー、…」

蘭が10秒数える。

「さ、しんいち、出よ?」

「お、おう」

(とほほ…散々な風呂だったぜ…)

「きゃっ‼︎」

「らん!?」

蘭が浴槽で滑り、新一に倒れこんでくる。

「ご、ごめん…」

「ばーろ!気ぃ付けろよな!//」

(ら、らんの身体が直に…//)

「あ、新一また赤くなってきた。今度こそ、出よ!」

「あ、あぁ//」


自由奔放な蘭ちゃんに振り回されるおませな新一君でした。

かみなり

いやー、蘭ちゃんに振り回される新一君の可愛いこと!//

それにしても、蘭ちゃんの爆弾発言には驚かされます←お前が書いたんだろ!

グダグダですが、読み進めて下さった皆様、本当にありがとうございました(*´∀`*)ノ

かみなり

蘭 新一 小学生 お風呂

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-02-03

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