騎士さんがやってくる! 第一話 全ての始まり 前編

今回はまだ冒険しません。多分冒険するのは三話くらいからになります。それでもいいという方は読んでください!

???「ぐ、ぐぬう・・・・・・・・・・・」
大きなドームのような形をした岩の空間。その中心にはおおきな焚き火がある。その空間で、四人の騎士が戦っていた。相手は王様・・・・・・・
いや、「王様だった者」と言ったほうが正しいだろうか。
???「うう・・・・・・・強すぎる・・・・・・・どうすれば・・・・・・・・・」
四人の騎士の一人、「大剣使いアルクス」が、負傷した右腕をさすりながら言う。
???「落ち着くのだアルクス。必ず勝つ方法はある!」
そういうのは、四人の騎士の長、「稲妻の騎士レオパルド」だ。
???「そうですよ、アルクス。冷静さを欠いてはいけません。逆に追い詰められてしまいますよ。」
落ち着いた声でそう言ったのは、「華麗なる刃ハーツィ」だ。この四人の中のゆういつの女性でもある。
???「しかし・・・・・・我の弓も簡単によけられてしまう・・・・・・・隙が全くないぞ・・・・」
焦った声で言うのは「狙撃手ディドー」。巨人族であり、初めて巨人族で騎士になった者でもある。
アルクス「くそう・・・・・・・・・俺らが力尽きるのは時間の問題だ、こうなればせめて、王を外には出さないようにしよう。」
レオパルド「そうだな・・・・・・それが今の我々にできるただ一つのことだな・・・・・・・」
ハーツィ「・・・・・・・もう覚悟は出来ています。」
ディドー「貴公らと過ごした日々・・・・・・楽しかったぞ!」
アルクス「それじゃ、あの世でまた会えることを祈って・・・・・・・・」
レオパルド「いざ、参る!」
四人の騎士たちは王に勝ち、無事に帰ってくることができるのか?

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???「あ~あ、いつもいいところで終わるんだよな~」
僕の前は「橋一雄造」(はしいちゆうぞう)、ファンタジーな物語が大好きな小学校6年生だ!小学生なのにじじくさい名前だから、みんなに「長老」というあだ名をつけられている・・・・・・・本当になんで両親は僕にこんな名前をつけたのだろう?もうちょっと若そうな名前が良かった。例えば「勇太」(ゆうた)とかさ。ま、文句を言ったって今さら名前が変えれるわけじゃないから、言ってもしょうがないんだけどね。

ピンポーン

家のチャイムがなった。
母「雄造~悪いんだけど出てくれな~い?今手が離せないのよ~」
雄造「は~い」
僕は今まで読んでいた「四騎士物語」という漫画をベッドの上に置き、玄関へ向かった。僕の家は二階建てで、僕の部屋は二階にある。階段を下り、玄関のドアの鍵を開け、ドアをゆっくりと開く。まだ寒いから、ドアを開けた途端に、冷たい風が顔にかかった。
???「よう!長老!」
元気な声で、大嫌いなあだ名で僕を呼ぶのは、「葛城真人」(かつらぎまさと)。僕の幼稚園のころからの友達だ。親友といってもいい。とてもいいやつで頼りになるんだが、やめろと言っているのにいつも僕に会うたびに「長老!」と、大きな声で呼んでくる。それだけは許せない。
真人「なあ、ちょっと話があるんだ!」
雄造「ちょっとまてよ、外は寒いだろ?家の中入れよ。あと、僕を長老と呼ぶな!」
真人「サンキュー!」
真人は最後の言葉だけ無視して僕の家に入った。僕の部屋に入れ、暖房をつけた。
雄造「で、話っていうのは?」
真人「ああ、あのさ」
一拍おいてから真人は言った。
真人「こんどボロ屋敷に肝試しにいかないか?」
雄造「は?」
真人「だ~か~ら~、あのボロ屋敷に肝試しに行かないか?って言ってるの!」
ボロ屋敷というのは、この地区に建っている、でっかい屋敷のことだ。今はもう廃墟になっていて、誰も住んでいないけど、昔はお金持ちの家族が住んでいたんだとか。まあ、僕も話で聞いただけだから、よく知らないんだけどね。でも、その家族は引っ越してしまって、誰もいなくなり、そのまま放置されて、草がぼうぼうに生え、すっかりボロボロになってしまった。だからみんなは、その屋敷を「ボロ屋敷」と呼んでいる。
雄造「ええ・・・・・・・・・・・・・・・・なんでまたこんな時期に?普通そういうのは夏とかにやるもんだろ?」
真人「肝試しを夏にしかやっちゃいけないって、だれが決めたんだ?」
雄造「いや、別にだめとは言ってないけどさ、どうしてこんな時期に行くのか気になったんだよ。」
真人「ほら、最近噂になってるだろ。」
真人は声を潜めて言った。
真人「ボロ屋敷に幽霊がでるって・・・・・・・・」
雄造「ああ、あの噂のことか・・・・・・」
噂っていうのは、真人の言葉どうり、最近、ボロ屋敷に幽霊がでるというものだ。最初に言いだしたのは、5年生の男子らしい。最初は単なる冗談だろうと相手にされなかったのだが、それから次々と幽霊を見たという人が現れ、今では学校中で有名な噂になった。もっとも僕は、その噂は全く信じていない。だってクラスのやつらの話を聞いていると、「僕の友達の友達が見た。」とか、「僕の友達のお姉さんが見たんだ。」とか、誰も「自分が見た」とは言っていない。そんな他人から聞いたような話、信じられる訳が無い。
雄造「あんなの、どうせガセネタだろ?」
真人「でも、火のないところに煙は立たないって言うだろ?」
雄造「バカバカしい・・・・・そんなの僕は行かないよ。」
真人「弥生も来るぞ。」
雄造「え!?」
「島月弥生」(しまずきやよい)・・・・・・・・・・・・僕の好きな人だ。とても優しい性格で、外見も可愛い・・・・・・僕の理想の人だ。
真人「そっか~行かないのか~残念だな~じゃあ俺と弥生の二人で行くか~」
雄造「待って!やっぱり僕も行く!」
真人「ほうwww行きますかwwwwやっぱり好きな人が来るとなれば行かない訳にはいかないよな~wwww」
雄造「う、うるさいなあ!」
真人「まあいいやwwwじゃ、今週の土曜日の昼一時に、校門前に集合ね!」
雄造「わかったよ・・・・・・・・・」
真人「遅れるなよ!好きな人が機嫌損ねたら大変だぜww」
雄造「う、うるさい!用が済んだんなら早く帰れ!」
真人「はいはいww」
こうして僕は、くだらない肝試しに行くことになったのでした・・・・・・・・・・



第一話 全ての始まり 後編 に続く!

騎士さんがやってくる! 第一話 全ての始まり 前編

最後までよんでいただき、ありがとうございますm( __ __ )m今回はこれで終となります。次回もお楽しみに!

騎士さんがやってくる! 第一話 全ての始まり 前編

ファンタジーな冒険物・・・・・・にしようと思っています。まあ、今回は、ファンタジー要素は一切ありません。すいません(´・ω・`)

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-02-02

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著作権法内での利用のみを許可します。

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