放課後を孤独に過ごす僕。そんな僕には一つの趣味があった。 シューティングゲーム。 対戦ゲームや音楽ゲームが主流のこの時代、やりたがる人間は少ないものの、僕はそれを好んでいた。 いつものようにゲーセンに行ったとき、大学生らしき一人の男性と出会った。 彼もシューティングゲームを好む人間だった。 人が寄らないゲームで始まる、ささやかな交流。
小学生のころの初恋。 相手にはほとんど何も告げず離れてしまって。 でも高校生になって初恋の彼女と再会してしまって。 俺は彼女に恋してたのだろうか。 俺は彼女に恋しているのだろうか。 俺は彼女に恋するのだろうか。
かなりBL色の強い小説となっております。苦手な方はご注意! 掛け算の要素になっているのは、ハヤブサ×シュバルツです。 シュバルツに魅かれ続けていくハヤブサの恋心と、シュバルツの美しさと、ちょっぴりの忍者アクションが書ければいいな~、と、思っています。
半ばひきこもりとなっていた少年は、十代最後の夏に、何の計画も持たずに旅に出た。 そして、そこがどこかも知らず、偶然たどり着いたその海辺の村では、12年に一度の大祭が行われていた。 その村で、少年は、少し風変わりな少女と出会う。そして、彼女の奇妙な頼みを受け、祭りの日までの数日間をともに過ごす。 村に伝わる古い伝説。 願い札の花火。 岩場に打ち付ける荒れ狂う波。 奇妙な夢。 白いワンピースの少女。 お月見山。 ・・・そして、ほのかな恋心。 その、一見なんでもない数日間は、実は、とある隠された意味を持っていた。 少しだけミステリアスな、ちょっとだけ不思議な、そして切ない。純粋な少年と少女の、ほんの数日間の、ささやかで、ピュアなラブストーリーです。
25年が経ち、中学時代に埋めたタイムカプセルが掘り出された。だが、そこには一つだけ、奇妙な封筒が入っていた。 ・・・時を越え、あのころの秘めた想いが、そのパズルを通して、いま蘇える。
付き合っていた彼女に振られ、やけ酒を飲んでいた、そんな時、突然俺の前に女が現れた。だが、それは、もはや顔も忘れていた中学時代のクラスメイトだった。・・・そして、それを機会に付き合い始めたスミレには、実は隠された驚くべき能力があった。 その女との運命的な出会いが、彼の未来を180度変えた。そう、彼女の予言が、その男の負け犬人生をひっっ繰り返した!・・・のだが、
退屈を持て余していた夏休みの終わり、ふと友人から、奇妙なスマホの無料ゲームアプリを紹介される。 そして、お互いにルールを決めて、いざ対戦と洒落こんでみたのだが・・・ ・・・ただ、戯れに遊んだだけの、そのアプリには、実は奇妙な裏があった。
<あらすじ> 近未来、旅行好きの大学生が小さなSNSを作った。 個人個人のツールに合わせたビジュアル表現と操作性、テーマなどが人気を呼び 瞬く間に世界中に広まったが、 突然、インターネット上に人工知能型ウイルスが出現し、 世界中のクラウド、ネットワークが壊滅状態になった。 しかしその後人類は英知を結集しウイルスを壊滅させ、 その後新しいセキュリティネットワークが生まれる。 ネットなくして語れない現代社会にとってこの新しいネットワークは次なる未来への希望となる、 はずであった。