遠距離恋愛

遠距離恋愛

遠距離

彼氏と付き合い始めたのは2月25日で、1ヶ月とチョットが過ぎた。

彼氏の家と私の家の距離は高速バスで、片道3時間の距離だ。

月に一度会えたらいいほうで、何だか寂しい。

毎日LINEとかで話したりしてるけど、やっぱり顔見て話す方が好きだ。

付き合いはじめは毎日電話してたけど、次第に毎日だったのが3日に1回、1週間に1回と、どんどん少なくなってきた。

4月5日泊まりでデートすることになった。

1日目はクライミングして、2日目はプリ撮ってショッピング。
とっても楽しみでデートの日までが待ち遠しく感じた。


ついにデートの日が来たんだ。
彼氏の大学のサークルで使ってる場所を借りてクライミングをやった。

意外と難しくて、でも楽しくて、ドキドキした。
初心者向けのが無くて苦労したけど、登りきった時の達成感は半端なかった。

夜、彼氏の家に帰り、ご飯を作って食べて、DVDを見て一緒のベッドで寝た。

腕枕で、頭ナデナデされながら眠りについた。


2日目は、午前中は家でゴロゴロして一緒に二度寝してた。
午後から電車に乗って都会の方に出てきた。

ゲームセンターでプリを撮って、ショッピングして、マック食べて…

もう、帰りのバスの時間だ。

帰りたくないと思いながら乗った。
バイバイってして。

また次はいつ会えるのだろうか。


あれから、3ヶ月。
わたし達は別れた。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-04-08

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