箱の中

眠い

初めての電車通学。
初めての学校生活。
初めての世界。
そんなものに期待を覚えたのは数日だけだった。
自分の理想と現実に悩んだ。自分が憎くなった。
でも人前では楽しそうで充実してるようにしてる。
疲れることのほうが多いけど。
変われるのなら、自由になれるなら、息苦しくなさそうだと、
ここを選んできたけど、

ここは広くて苦しかった。
そして狭くて楽だった。
広げるたびに、息がし辛くなって、
狭く作るたびに、心が和らいだ。

そんな世界にいるのは、とても眠かった。

箱の中

箱の中

私の体験談です。 生きてる中で思った事を書いてる感じになってます。 大抵学校の話になると思います。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-04-14

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