夕刻。空を見上げて思うこと。

逃げ出してもいい。
目を背けてもいい。
誰かと喧嘩したっていい。
分かり合えなくてもいい。
自分に自信が持てなくたっていい。
下を向いて歩いてたって、つまづかなくなるだけ。
いつかきっと何かにぶつかってしまう。
苛立って缶コーヒーを煽った時にでもいいから、少し上を向いてごらん。
どんな景色がある?
それは、きっと下を向いていては気づかなかったモノ。
「今日は、こんな空だったんだ」って、きっと思ってしまうはず。
失敗したっていい。
間違ってもいい。
僕たちがどんな未来を進んでも、この空は変わらない。
疲れたら、空を見上げて休めばいい。
そしたらいつか、立ち止まるのに飽きてくる。
そうしてまた歩けばいい。
僕たちが立ち止まって、何かを見つけて、また歩き出そうとする時。そこには必ず、僕たちの背中を押してくれた誰かが笑顔で手を振っているんだと思う。

夕刻。空を見上げて思うこと。

夕刻。空を見上げて思うこと。

学生の戯言Part3。 いつものヤツからしたら幾分と雰囲気が違いますが、このシリーズはこんなもんです。 私の唯一の正の感情かもしれませんね、コレ。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-04-14

CC BY-ND
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