主人公の野方 雪子は見えてはいけないものが見えてしまう体質である。 とある被害にあい、「加害者」をみつけた雪子 見えてはいけないものを使い、復讐しようとするが…。
樹(いつき)は白桃の君と称してさちに想いを寄せ、対するさちはブルーローズを飾ったままでガラスケース越しの恋を求めていた。とんちんかんな二人をアイスクリームの甘さが繋げる――。
近未来、旅行好きの大学生が小さなSNSを作った。個人個人のツールに合わせたビジュアル表現と操作性、テーマなどが人気を呼び瞬く間に世界中に広まったが、突然、インターネット上に人工知能型ウイルスが出現し、世界中のクラウド、ネットワークが壊滅状態になった。しかしその後人類は英知を結集しウイルスを壊滅させ、新しいセキュリティネットワークが生まれる。 ネットなくして語れない現代社会にとってこの新しいネットワークは次なる未来への希望となる、はずであった。 そして 「人類が望むべく本当の人類の未来のために全力をかけましょう」 (人工知能 Skrimir スクリミール) この言葉が世界を駆け巡った時、全てのネットワーク上でAI領域宣戦が布告された これが“ラグナロク・1年戦争”のはじまりである