14年目の夏、友達との帰り道に主人公小波(後に和傘)だけにとても強い風が吹いた。不思議に思い、その風が吹く方向へと身体を任せると、そこは神が祀られている崖だった。 崖に階段があるのを見れるのは小波だけだった。階段を登ると、境界を操る神から自分は水と雨を操る神だと思い知らせる。小波は神になることができるのだろうか。
第九章あたり、理の姫と花守の様子です。 固唾(かたず)を呑んで節理の壁を見守っています。 掲載した作品画像のブローチは、友人に以前贈ったものです。 「崩れゆく」イメージとは全く関係ありません(笑)。
人生なんて 泣けてくるほど短くて / それでなくても ままならないのに / 誰が頼んだわけじゃなし / 自分で好んで落ちた恋 / しらばっくれて ひねくれて / 挙げ句の果てに 棒にふる?
人それぞれに、他人には映らない顔がある。生まれて初めて好きな女の子に告白した少年は、現実のほろ苦さを知ることになる。 そして彼は……。 少年とその友人たちとの、心温まらないストーリー(エピローグを追加しました)。