夜行バスの運転手をしている僕は、深夜のサービスエリアで、乗客の数を数える。 しかし、38名のはずの乗客が、何度数えても一人多い。39番目の乗客とはいったい……。
妻が家を出て行った3日後に、僕は自分の分身に出会う。 何も語らない『僕の分身』は、いったい何を伝えようとしているのか。 そんな奇妙な一日を描いたショートショート。
後編書き終わって完結しました。 人口が大幅に減少し多数の自治体が消滅してしまった近い未来。北海道札幌市のど真ん中で巨大な羆が出没して人間を襲うという奇妙な事件が発生するというお話です。アメリカ映画に有りがちな「モンスター的な動物パニック」になればと思いました。B級映画っぽい偶然の連続、有り得ない運の悪さ、そして都合の良い恋愛・・・そんな感じです。