これは、俺と美雪の昔話。今ではすっかり変わり果ててしまっているけど、それでもこれは確かな真実だった。ここから俺たちは全てが狂い始めた。それまではとても幸せだったのに、アイツが現れたせいで俺たちは終わってしまった。とても苦い記憶だけど、それを封印し続けるわけにもいくまい。だから今語ろう、俺の後悔の記憶を――
俺――佐倉雄介はいつも通りの日々を過ごしていた。俺の周りにいつもの様に付き纏う蒼樹美雪。そして俺とは一切の交を持たないクラスメイトたち。これこそが俺の日常。――だが、ある一人の行動によってそれは壊れる。それは、良い変化であれ悪い変化であれ、必ず変化をもたらす。さて、これはいったいどっちの種類の変化だい……?
自分の初恋はまだ終わっていなかったのだと気付いた雄介だったが、彼はその恋を成就することは不可能だと思い、諦めてしまった。そして、そんな彼のその後は――
田舎で暮らすとこになった憂と、田舎で住んでいるたあや姉とのラブストーリー 姉弟ラブストーリー
超能力、それは魔法の次に人が求める力の1つだろう。 夢を叶えたり、自分自身が楽になったり、ヒーローにもなれる。 しかし、その中には人殺し、破壊を目的とした者もいる。 何故、人は超能力や魔法を欲しがるのか? 答えは簡単だ。 自分に無いものであり、架空の能力であるからだ。 だが、1980年に超能力者が発見された。 それから、超能力者育成機関が世界中に広がった。 そして、超能力が浸透した2026年。超能力者観測を目的とした都市が日本に作られた。 その都市に住む、主人公、天月彰吾。 彼は超能力者ありながらも欠陥を持っている。
何か違うー。 人をいじめることを拒み、いじわるだけど根は優しい。そんな彼に魅力を感じた。 私が関わってきた男の子は思春期であり、青春真っ盛りな分いじめに関与している人が多かった。 でも、そんな中決して人をいじめず、裏で陰口をするわけではなく正々堂々と喧嘩で話をつける男の子がいた。 兄弟思いで困ったときには優しくしてくれる。 私は人をいじめず、周りのことを考えられる人が現れるのを願っていた。 そして、願いが叶い人をいじめず、周りのことを考えられる男の子に恋をした。 卒業したらバラバラになってしまう。それまでに思いを伝えられればいいな。
あだ名「たにし」と呼ばれる彼、谷氏は当たらない占いで有名である。そんな彼に婚活をすすめる友人やら、関係ない人達やらの、これからのお話。短篇の寄せ集めです。