初老の婦人から、娘の婚約者の身上調査を依頼された葉山。 ところが、調査結果を不明にするよう脅迫する謎の人物から電話があり・・・ 契約直後から調査を妨害する人物の存在があった、この案件。 ただの身上調査では終わらず、手間の掛かった案件となった。
剣護は自らの結界に透主・相川鏡子を招き入れ、残る謎、鏡子の死がもたらすものを知る。 一方で荒太や怜も、剣護が失踪してから何も口にせず、感情を無くしてしまったかのような真白の為に、剣護の居場所まで辿り着くべく奔走していた。 剣護は真白の為に、全てを投げ打つ覚悟だった。
高校一年生の高田沙菜は、学校行事の山歩きの途中、体調を崩し、山中で排泄してしまう。 それが引き金となって、沙菜を取り巻く環境は180度変わっていく――