近未来小説「 Neo Border - The near future -」

近未来小説「 Neo Border - The near future -」

Mick

The near future <ワインとシャイニングキャンディー>014後

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 ここで3人がまたまた飛び立っていったので
 いい機会ですから"GVR Revolution(GVR革命)"の真相をお話ししましょう-----


少しぎもんに思われた方もいらっしゃるでしょうね

「なぜ、彼らは罠にかけられたように突然失脚させられた"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"のために命をかけるのか?」

確かに、全ての権限は剥奪され、創設者としてヒストリーに刻まれている以外は彼らは今や一介のメンバーにすぎません。
あの日"GVR Revolution(GVR革命)"当日の朝、3人はいつものようにそれぞれのスケジュールをこなし、 忙しく会議場に飛び込んでいきました。
会議の後のスケジュールもバタバタ組んであり、 議題に隠された真実をなど見抜けませんでした。

そして、あっという間の退任決議可決。

幹部や役員の拍手の中
3人はキツネにつままれたようになっていましたが、
対照的に 賛成票を投じながらも仮想国家議長など、一部の主要幹部はとても険しい表情でした。



実はそれが"GVR Revolution(GVR革命)"の隠された理由のカギとなります。



"GVR Revolution(GVR革命)"の少し前のことです。
世界のコミュニティのあり方への危機感などから、 Mark、William、Johnは心のどこかで翼を欲していました。

このころ現実社会ではローレベルの人工知能の暴走や、 数値化されていく不幸と不安が、不平、不満へと変わり、世界中が混沌とし始めていたのです。

それを初めのうちは経験と改良を積み重ねた守護妖精たちがフォローをしていましたが、
時が進むにつれ
守護妖精の普及格差や守護妖精依存、
また、 いろいろなタイプの守護妖精が生まれ始めたため、本来の目的を見失ってしまった一部の守護妖精たちは、 協調し、人々を守ることができなくなっていきました。 そしてアンダーでの”マリオネットシンドローム”(今は詳しく語れませんがきれいな言葉でいうなら試練です)は特に深刻な問題です

そこでこれらの事態を打開する手がかりを得るためには、やはり世界を駆け巡りながら、自由に現実の世界と、仮想の世界の2つのフィールドで、 直接情報や人脈を得ることが必要と感じ始めてたことは、この3人ならば至って自然なことでした。

また、Mark は国創りがメインになってきた"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"には、
自分よりもそれに長けたものが必要だと思っていたし、
William は今にもロケットになって月にまで行きそうに膨張し、
Johnもあらかた完成したシステム維持は適役にまかせ、この地球規模の問題をクリエイトする新たな領域にいきたくていらいらしてたのです。

そこで最後の大仕事と心のどこかに決めた3人は"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"の防壁を難攻不落にし <AI Freyaフレイヤ>を最高責任者に任命しました。
そしてその思いを察した仮想国家議長や、親交の深い主要幹部たちは、3人に翼を与えるべく、時を見計らっていたのです。

やがて、3人のストレスの高まりと共に、最高権限を持つ人工知能への感情問題の広がり、 "仮想地球(Globe of Virtual Reality)"内部の様々なグループの不穏分子の画策が相まって、 波が最高峰に達した時が"GVR Revolution(GVR革命)"の日を生み出したとも言えます。

つまり、"GVR Revolution(GVR革命)"は 親友たちによる、 本人たちにはまったく知らされなかった、最高のサプライズでのカタパルトであり、 残された"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"の存続に賭けた大ばくちだったのです。



とはいえ、

3人にはまったく知らされていなかった突然の幕引きに、正直本当に革命だったのではないかと、 今回の件が起こるまでは心のそこでは思っていたかいなかったかはここでは触れないでおきましょう・

いずれにしてもまさかこんな形で"GVR Revolution(GVR革命)"の幕引きが生きてくるとは 誰も想像していませんでした。

もし、仮に"GVR Revolution(GVR革命)"がなかったら、 3人の翼はほころび、不穏分子の暴走や、反乱。 もしかしたら"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"の分裂、崩壊も起きていたかもしれない。

後日編集されていく"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"の歴史書には記載されない事象が、 "GVR Revolution(GVR革命)"についても多く存在していたのですから



今は、自由に飛び回れるこの3人のための、一つの大切な出来事だったと結びます



-----これが
"仮想地球(Globe of Virtual Reality)"で起きた"GVR Revolution(GVR革命)"の真相です-----

近未来小説「 Neo Border - The near future -」

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  • 小説
  • 掌編
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  • 冒険
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-14

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