こんなテレビ番組そのうちあるかも・・・ってね。
私は執筆していた恋愛小説を中途で掲示板のスレッドに投稿した。朝起きて反応をチェックすると、私とメールでやりとりしたいという書き込みがある。私は喜んでそれに応じた。
「ところで、唐突ではあるが、君は自由をどう捉えるのかな?」 真っ白い空間で、君は僕にそう問いかけた。
誰かを想って何かするときとても幸せな気持ちになった。
「佳代ちゃん、これ、どうしたらいいんだっけ」また始まったと、佳代は心の中で舌打ちした。(いい歳して、甘ったれた声を出すのはやめて。それに、『佳代ちゃん』という呼び方もウンザリ)もちろん、表面上は爽やかな笑顔を微塵も崩さない。「どうされました…