ある一人の少年は一人の少女に恋をする。 またある一人の少女は少年の生き方に興味を抱く。 他の少年はある少女を疎ましく思うが、何故か突き放す事ができない。 また他の少女は、なかなか答えてくれない少年に怒りを覚え始める。 そんな、少年少女達の少し不思議な恋のお話。
物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/
親友のように仲がいい一卵性双生児のアキとナツは、双子なのに性格もなにもかも全く違った。 そのふたりが同時に好きになってしまったのは、先輩アサヒ。 そんな想いを知らず、アキはその恋心をナツにうちあけてしまう。 言えない秘密。すれ違う想い。掛け違うボタン。 切なく交差する淡い想いの行方は・・・ ≪全71話 完結≫ 【君の見つめるその先に シリーズ】【指先で紡ぐぼくらの・・・ シリーズ】【短編集】も、どうぞご一読あれ。
本多が残業を終えて会社を出ると、そこは雪国だった。これだけまとまって降るのは何年ぶりだろう、などと感心していたが、すぐに「ああーっ」と呻いた。(しまった、チェーンを用意してこなかったぞ)数日前から天気予報でやかましく言っていたのに、忙しさに紛れ...
星野が同窓会に出席するのは、社会人になって今回が初めてだった。土日が休めない職業に就いたため、転職でもしない限り参加は無理だろうと半ば諦めていたのだが、奇跡的に休みがもらえたのだ。知らされた居酒屋に行ってみると、同級生たちのあまりの変わりように...
バレエダンサーを志す高校生の有希がある日目が醒めると、同じベットの中に居たのは彼女の担任教師だった。彼は言う-有希は、俺の、妻だ。 十年後の世界へ一日だけタイムトリップしてしまった少女と教師の、長いお話。 連載中です。
常磐木絢花(ときわぎあやか)。ひとはみんな彼女のことを、「お花みたいな女の子」と言う。私は少しちがうと思う。お花みたいな女の子なんじゃない、お花が女の子になってるんだ。「小説家になろう」にも掲載中。