意識がはっきりとして、目を開けた先に見たものは、一人は真っ白、一人は真っ黒な世界。対象的でもあり同一的でもある二つの空間に二人の人間。果たしてそれぞれの空間で、二人はどのような行動をとるのだろうか。そんな疑問から書き始めました。あくまで私の思う行動です。何の参考文献も使用していないので、拙すぎる程、拙いです。お見苦しい文章にここまで目を通していただけたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます! このサイトで小説を投稿するのは初めてです。そしてこのような形の小説?を書くのも初めてでした。いつもは割と恋愛物でした。それでも何か、自分の内にあるものを言葉として排出してみたかったのです。これから違うサイトで書いたことのある作品をベースとした物や、また新しい作品も書いていくつもりです。宜しくお願いします。
いまこうして物語をペーストし、概要を書いている私と「物語の内側にいて風景を捉えている」私を分離してみる、というお話です。SF的アプローチもあまり出来ていませんが。 *20150121 第二部更新しました。
潮田は車間距離を詰めるのが好きではない。できれば間に三台入るぐらい開けたいのだが、そんなことをすれば、複数車線だと必ず割り込まれる。割り込んだ車と距離をとると、さらに割り込まれる。すると、後続車がイラ立って無理な追い越しをかけてきたり…
半年前、七年間付き合っていた彼氏にフラレた――。思い出の指輪を偶然見つけたことから、恋の終わりをひしひしと痛感する女のお話。【NL】
海を臨めるはずが、窓の向こうは五月雨に煙ってしまっていた。 ベッドに横たわる女の傍らに、その少年は腰かけていた。 私の今回の依頼は、彼を捜すことだった――