顧客が切望する相手との再会を、 極めてリアルに近いバーチャルで実現させる「コンフェッション」。 その脅威の先進技術に目を付けた日本国家は、 国民に極秘のもとで推進した「超管理体制」を担うシステムとして運用を始めていた。 個も組織も、全てが体制の監視下に置かれつつある中で、 新たに生まれるもの、そして消え去ろうとするもの。 混沌の時代を生きる日本人は、どこに行き着こうとしているのか。 主人公の周囲を取り巻く人間模様に、近未来の日本の縮図を垣間見る。 ※他の小説投稿サイトとの重複投稿となりますが、 全て著者のオリジナル作品となります。
50階建ての屋上からだと、人もロボットも、意識の無い機械も区別が付かない。ある人にとって、そういう場所が不安から逃れられるような唯一の場所となった、少しだけ未来のお話。
2016年3月21日J.GARDEN40にて頒布予定。連作幻想小説の第一話。こちらは本文サンプルになります。