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だからそれでもいいから好きって言ってよ。別に頭がおかしいのなんて百年も前から決まってたことでしょ。今更そんなこと言って愛さないなんて卑怯さゆるさない。私が好きなのはわたしだけど、あなたが好きなのも私じゃないとダメ。ダメなの。
狂いそうなまともな世界に馴染んでく自分をゆるせばいいのかわかんないから、雨の日の頭痛を女子力のせいにする。月の満ち欠けも生理の時の眠さもぜんぶ女子力。そうじゃなきゃ私はただのどこにでもいる女の子に馴染めないなれない。
恋の仕方も知らないで、違う名前のあの子で人生を満たしていく。気づいてるでしょ。誰よりもつまらなくて誰よりも安全なところにいるって。見たこともない映画のピアニストみたい。おまえにとってだいじはものはなにもない。

かわいそうだね?そう言って許して愛して殺してくれる人と劇的な最期を遂げたかった。本当になんにもないから、そのぐらいないとうまれてきた意味まじでないよね。人生にハクをつける為だけの恋と革命。起こしてくれる人を待って、座ってるだけ。居眠りが体に悪いなんて知らないよ。帰りの電車はいつも寝てる。
ほしいものいらないものとりあえず並べてそれだけ。恋を使用。用法用量を守って使ってしねしねしねしね。べつにそんなの嘘だよ。ちょっとだけ本当かもしれないけど、誰かを信じるのとてもつらい。怖いの。馬鹿でしょ。馬鹿なんだ。幸せになれよ。神様。


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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-05-04

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