過去に書いたショートストーリーの中から、ちょっと不思議な、ちょっと奇妙な、ちょっとファンタジーなお話を集めた短編集です。
小さな漁港のある町に住むガラス職人を目指す荒井 桃(あらい もも)。自らの工房を持つ夢を叶えるため有名な職人崎田 元(さきた はじめ)に弟子入りをする。ガラスにひたむきな日々を送っていた桃だったが、ふらりと崖の上の空き家に越してきた陶芸家 神崎 千晶(かんざき ちあき)によってその日々は激変していく。鍵をかけていたはずの過去が次第に開いていくとき、静かな町に起きる事件。 「ももは人の死に慣れすぎた……」 人が背負う一生のうちの罪はどれほどあるのか。静かで冷たい港町の物語。
物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/
真神紫苑は、かつて事故に遭った交差点に立つ。 彼の進む先には何があるのか。
真神紫苑は、かつて事故に遭った交差点に立つ。 彼の進む先には何があるのか。