♦自分がまさか、年下の男性にしかも会社の人間に惹かれるとは思わなかった・・・。 ❤彼との幸せな時間を噛み締めるほど、失う怖さを想像してしまう。 ☘一体世の中の人の何人に一人が初恋を成就させるのだろう。
江田恋波(えだ こなみ)は、生物担当教師の新島涼(にいじま りょう)先生に想いを寄せていた。 恋波と涼は、家が隣の幼なじみ。 恋波が産まれた時からずっと一緒にいた。 しかし、涼は大学生になり一人暮らしを始める。 恋波は四年間、涼に逢えないでいた。 四年経って、やっと涼と再会。 しかし再会した場所は、恋波の通う高校だった──。 先生に想いを寄せる、生徒の切ない物語。
夏の夕暮れ、精三が公園わきの自販機の空き缶入れを覗くと、必ずいくつか入っているはずのアルミ缶が、今日はまったく入っていなかった。(ちくしょう、縄張り荒らしか)精三は、この公園の辺りを縄張りにしている。もちろん、誰かの許可を得たというわけでは......
シュバルツからキョウジに入った一本の連絡は、シュバルツが危地に陥ったことを知らせるものだった。キョウジからその知らせを受けたハヤブサは、恋人であるシュバルツを救うため、その場所に赴く。そこでハヤブサの見た光景とは――――!? かなりけしからん内容になるかもですが、書く方は全力で楽しみますのでよろしくお願いいたします。
実際にフランスであったお話です。一定なテンポで進む物語で、耽美的表現を意識して書きました。詩的描写が上手いこと命というものを表せていたら嬉しいです。
過去に深い傷を負った少女、進藤美結。 彼女は今、恋に自暴自棄になっている。 ただひたすら“愛”を求め、心は空(から)のまま身体を繋ごうとする。 しかし、脳裏をかすめるのは、初恋の相手、リュウ。 彼もまた、過去に深い傷を負っていた。 過去に縛られ、先に進むことができない2人。 交錯する2人の想い、 気付いていない真実(ほんとう)の気持ち。 不器用な2人によって繰り広げられる、愛の物語。