あらすじ:蟻螂はさらわれた妻を探すため、侍となっていました。力をつけ手柄を立てて、とうとう君主の娘婿となり、名を喜林義郎と改めました。そして今日、初めての軍議に臨みます。
上嚙島城を奪った盗賊・出海浪親は、いずれ天下を取ると宣言する。そんな浪親に、強敵・別所の軍が襲いかかろうとしている。
11歳になった園は、奥嚙登山に挑戦します。5、20、22に登場した男の子です。少年の憧れと友情は、この先彼をどのような場所に導くのでしょうか。
あらすじ:11歳の少年、園は友人の天蔵と一緒に、あこがれの奥噛登山を敢行します。ふたりは遭難し、命からがら頂上にたどり着きました。もう一方の少年、別所来沓は八津代国征服のため出陣。しかしそこには、出海浪親のゲリラ作戦が待ち受けていました。28、29の続きです。
あらすじ:命がけの登山から生還した少年・園はようやく家に帰ります。今までにない経験をした彼の心には、様々な感情が渦巻いています。29、30からの続きです。
あらすじ:出海浪親の領国を攻略するため軍を進めた別所来沓。しかし、ゲリラ戦を展開する出海軍に追い詰められてしまいます。直接的には30の続きです。
あらすじ:浪親率いる出海の軍は、侵攻する別所に対しゲリラ戦で応じていますが、超大国である刈奈羅を治める別所に勝つのは容易なことではありません。浪親の旧友(?)ばあさんは帝を味方につけるべく、使者を送ろうとします。
あらすじ:別所の侵略を受けた出海家は、帝から停戦の勅命を得るべく、十一歳の少女みつを都に送ります。オリジナルの短歌も出てきます。