物語としては前々回の続きです。村を守るため城に潜入した浪親たちは、留守居の侍と遭遇。しかし、浪親の名前を知った敵は、急にひれ伏したのでした。
あらすじ:盗賊の出海浪親にさらわれた穂乃は、彼らの村で生活していた。浪親が出陣している間、留守の穂乃たちに、兵隊が迫ってくる。
あらすじ:出海浪親にさらわれた穂乃は、盗賊達の村で生活していた。ある日、浪親は村に近づく兵隊を追い払うために出陣するが、ひとり残された穂乃に魔の手が忍び寄っていた。 直接的には、(19)の続きのエピソードです。
さらわれた穂乃を探すため侍になった蟻螂。初陣で友を失いながらも大手柄をたて、君主・喜林臥人の酒宴に招かれます。直接的には、(17)のエピソードの続きです。
登場人物が増えて人間関係も複雑になってきたので、相関図を作成いたしました。今まで読んできて混乱してきている方も、これからという方も、これをご覧になっていただければなんとなく分かるのではないでしょうか。
前回までのあらすじ:荒和二年十二月、出海浪親は穂乃という女を蟻螂から奪い去った。穂乃を探すため侍になった蟻螂は、上噛島の城主を討ち取る。一方、浪親はその隙に城を奪い、城主となっていた。
前回までのあらすじ:蟻螂から穂乃を奪い去った出海浪親は、その後上噛島城の主となり、穂乃と夫婦になりました。一方、蟻螂は侍となり、大きな手柄を立てて、君主に気に入られたのでした。