15分おきに僕の目は乱視になっているようだ。
いっそのこと「暁烏さん。の作品は最低です」とかいうタイトルのエッセイとか書いて星空文庫に掲載してほしい。そうすればきみは、世界一きれいなきみの感情に気づけるだろうから。
だから国語の成績が悪いことは、数少ないぼくの自慢の一つだった。
いまだに一人称を「ぼく」にするべきなのか「おれ」にするべきなのかで迷っている。
瞼がないと表情すらわからない。
どうしようもない。
ええ、星空文庫という名前の自傷行為だって存在していいというのがぼくの持論ですよ。
いしそつうがうまくいかないこととかばっかりをなげくためにきみののうみそはついているんじゃないんだぜ。
何人も、何人も、ぼくの記憶の中でフラッシュバックされていくよ(グロテスク)。
星空文庫の中だけで人間関係を完結させられたらバカか煙にはなれるよね。なにひとつ取り柄のないぼくは、たぶん煙の方になるんだろうけど。