暁烏さん。

シンプルイズベスト

心臓の肉詰めを口いっぱいにほおばる。

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蛾について

ふわっと生きようと頑張っているきみの目が澱んでいる。

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肋骨について

心臓の心臓を守りたい。

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礼拝について

生眼球のためにまた包帯を巻く、なんてことをしていると、いつしか生人体のくせにオブジェみたくなってしまうし、それ以前に包帯がもったいない。

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物理学について

加速とそれに伴った摩擦熱で、こげそうになりながら、この受験勉強がいったい何の役に立つのか考えましょう。

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いつか、光の中で

過呼吸だけに存在を認識されたかったとか思ってたりもした。

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サングラスについて

脚に見えたもののうち、何本かは指だったかもしれない。

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剛腕について

体言止め。小春日和。朝ですね。タヒね。

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擬人法について

午後十時を過ぎて、ぼくの体の純度はだいたい30%くらい。

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血液について

地平線の終わりを果てしない微分が襲う。 100作目です。今までもこれからも読んでくれてありがとう。

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