斜め読みについて
たぶんこれ、ぼくが星空文庫にアップした作品のなかで一番はやく書きあげた作品だと思います。ぜひ、斜め読みしてください。
斜め読みについて
段落分けをきちんとやっていない文章とか、シロートの書いた文章とか、この世には読みにくいものがたくさんあって、そういうものを、みんなが斜め読みしてるのかどうかなんてぼくは知らないけど、少なくとも、ぼくの書いてる文章だけは斜め読みでいいよって言いたいような、言いたくないような。斜め読みしてその時に目についた単語だけを拾えば、それなりにきみの生きた証にはなるでしょ。でも、きみにそんなことさせてやるのはもったいない。それくらい、ぼくにとってはきみのことなんかどうだっていい。生きたい死にたいを繰り返している感受性ゆたかなぼくに比べれば、死にたいとしか言わなくて、そのうえ自分の願望に素直じゃないきみはカスでしかないよ。ああうらやましい。ぼくも誰かに自分の存在を100%否定されてみたい。ぼくの書いているものが難解なのかどうかはもはやだれにもわからなくて、ぼくは、ただただ10年後の自分が苦笑いしてくれるようなものを書きたいなーって思ってる。他人の不幸をサブカルと題してけばい飾りつけをしていたことを、ついでに叱ってほしいなとも思ってるけど、これはまあ無理だろう。そう、自分のことばかり考えている人間が書いた小説を面白いって思ってる今の自分がまあまあ嫌いだ。星空文庫に蔓延している病気を治せるお医者さんをだれか探してください。もうみんなの苦しみをサブカルに変換させないようにしてください。少なくとも、ぼくにとってはサブカルでしかないから。いっそのこと「暁烏さん。の作品は最低です」とかいうタイトルのエッセイとか書いて星空文庫に掲載してほしい。そうすればきみは、世界一きれいなきみの感情に気づけるだろうから。
斜め読みについて
一応小説です。フィクションです。
いっそのこと「暁烏さん。の作品は最低です」とかいうタイトルのエッセイとか書いて星空文庫に掲載してほしい。そうすればきみは、世界一きれいなきみの感情に気づけるだろうから。