彼女が不思議なブルーメアに乗り辿り着いた先は・・摩天楼が林立する街。 其処で、彼女に何が待ち受けていたのか・・? 十分に彼女の夢が開花したような・・其れでいて・・少しはハラっとする場面も・・。 さあ、彼女を包み込んだ世界がどんなものだったのか・・好奇心があるのであれば・・どうぞ・・。
未だに・・鎌倉・・ドラマにしてしまっては・・風情が感じられない・・。 時代は変わっても・・変わらず・・待っていてくれたのは・・やはり・・鎌倉・・。 凡そ・・現代の世の人類には・・相応しくない・・其れでも・・垣間見る事が出来たのは・・呼吸をしている・・鎌倉の君・・。
主人公は、美しいもの故に其れからある種の芸術性を感じ取っている。 物語に必要なのは・・何であろうか?筋書きだけでは味が無い事など承知の上。 美しいものを摘み取るのは容易なのかも知れない。 更に大事な事は、如何にして美しさを芸術として表現できるのかだが・・。 人には、分というものがあり・・主人公には到底・・その様なものが無い・・情けも無い至上主義者なのだろうか?・・であっても聊か仕方ないとなれば、地にひれ伏すを望むしかあらず・・。