demise 邦題「終焉」
一般的な。
今野せいじは就職したばかりの仲間と共に此れから飲みに行くところ。
彼は大学を出たばかりで郷里の両親・祖父母に親族も健在。
同じ郷里には、何と言っても高校の体育の教師で日大出のマッチョマン。頭はお粗末だが憧れの存在だ。
全く何もかも不安の無い生活に満足していた。更に大学を卒業した後零細企業の就職試験に合格するなどこの世の春のよう。
新聞は崇拝する右翼のものしか読まないが、公共放送で信頼できるNHKのTVニュースを見る事はある。
此れから先は可愛こちゃんとの交際の機会も多そうで、そうなれば・・うふうふも?
此れからは一刻も早く仕事を覚え、少人数の会社なら何年かすれば天皇。
だから筋力をつける為の鉄棒の懸垂は絶対に欠かせない。
物心がつくようになってからは、つくづくUSAは正に此の世のリーダーだと思い続けてきた。
学校の歴史の教科書に載っていた「太平洋戦争の時にUSAが此の国の国民を大量無差別殺人した」などと言うのは真赤な嘘だと、右翼新聞の記事に載っていた。
大体、自民公明以外の政権等見たことが無い。中でも阿部首相ばかりTVで放映するから神がかって見え、参百年位は首相の座についているに違いないと思う。
だから、USA以外の国や他の政党の議員達は無用だと完全に無視をしている。当然、気分は爽快そのもの。
五輪は見たことが無いから、一体どんなものなのか?全ての競技や選手たちを見逃さないようにと気を使う。
五輪の開催は最優先で、やはり人類は動物なのだから体育を中心にすべきで学力など何の意味もない。
virusの感染などを怖れていたのでは情けない。何が何でも強行すべき。
五輪の委員会も手離しでも頼りになりそうで、メンバーは皆金持ちばかりだから汚職などする訳がない。
無観客だろうが何だろうが、TVの方が会場で見るよりは競技の様子もはっきり見えるから最高。
教科書では、64年の五輪は最高に盛り上がったとなっているが、過去の事なのだから何回でもやるべき。
其の五輪をTVで見ていたところ・・映っている画面が何かちらちらと乱れ始めた。
かといい、選手や観客が担架で運ばれる事など無いだろうし、結果、開催も順調そのもので満足。
何か涙が出てきそうな閉会式も行われているが、次は何処でなど分からない。
またこの国で・・の方が良いに決まっている。
冬季五輪はChinaで行われる予定だが、ボイコットをする国だらけで開催は無理ではないか?
ChinaやUSAが潰したがっている国などはおかしな国ばかり。
兎に角白人は素晴らしが中でもUSAは、何から何まで優れている。おっと?俺たち体育会は別だがな。
オリンピックは面白過ぎて、毎日再放送を見ている。
閉会してからどの位経っただろう。
何か、世の中が大騒ぎしているようだ。
不況?以前聞いた事がある言葉でバブルの崩壊とか言われていたらしいが、其れがどうしたと言いたい。
日常の生活に支障は無いし、大学を出さえすれば、ところてん式に就職。
其れで、今のように自分中心の本物の生活になっているのだから。
今晩はたった一人だが同期の奴と酒を飲み料理を摘まみながら将来の自分達の姿を話す。最高の気分。
何か騒々しいようだと思えば店の人達がひそひそ話をしている。
「此のままいけば此の店も業を続けて行けるか?何せ原料の物価は上がるし、頼りの日銀が経済政策を次々に打ち出すようだがどうかな?平和で好景気ボケし過ぎたようだからとんでもない事にならなければ良いが?」
せいじ達は、何をおかしな事を言ってるのかと思う。既に少ない給料とは言え貰っているには違いないのだから何も問題はない。
相棒と話しをした。
「全く年輩の奴らは臆病ものなんだよ。俺ら体育会の頭脳だったから、大抵の事には驚く訳がない頑丈な体と固い頭は壊れないしな。根も葉もない噂が勝手に独り歩きをしてしまっては困るな?全く。TVなども其れほど大袈裟な事は言っていないじゃないか?」
「今晩は。「噂のニュース」の時間です。バブルの崩壊かどうか分かりませんが、世界中に愉快な影響を与えている様です。では、ニューヨークの現地から、泉特派員?」
「ええ・・此方はウォール街の現在の状況です。大高騰は世界大戦以来の事だとの期待が持たれています。現在は先の見通しも・・」
studioの陰からスタッフの呈示している訂正板の文字が・・。
「かなりおかしいぞ?訂正しろ」
「あら?何か、電波の状況が・・もしもし?うおっと!まるで遊園地のメリーゴーランドにでも乗っているかのようにかなり気分の良い大きなナマズ・・いえ地震です・・皆さんご注意を。くれぐれも隣の庭には侵入しないように、いや?もとい?表には出ないようにの間違いでした・・あ?」
cameraが揺れていたが・・遂に倒れたようで・・studioのキャスターの女性の太腿だけが映っている。
突き上げるような動きが一回二回・・立ってはいられない・・つい土下座(どげざ)を・・何か・・凄い轟音のようなものが・・ああああ、ちまみれが・・失礼、地割(じわれ)でした・・。
Radioだ、Radioなら状況が・・。いきなり・・。
「・・This is American Forces radio and television services・・Far East Network・・(アメリカ軍極東放送~以前はそう言っていたが今は、AFN(American Forces Network)に改称。AFNは、アメリカ国外に駐留する米軍人向け放送で、日本のほか韓国・ドイツなど世界各地に放送局を持っているが、全部英語で大学の時には夏休みの宿題で全部訳してくる事を指示された事があった。英語の勉強にはなるから・・問題になっている何とか試験の英会話より遥かに役にたつが、会話の速度は通常の如く速いので今の学生さんでは読み取れるかどうか・・?) 」
「・・皆さん気象庁の発表では震源地は・・不明?震度はmagnitude(マグニチュード)10から11、巨大津波警報が発令されています。相当の高波が予想されますから絶対に海には近づかないで下さい。見に行くなどしないで下さい・・繰り返します・・ザー・・ゲボッ・・」
各地で異常な現象が・・何かの前触れか?動物が暴れ出し、井戸の水や池の水が茶色に濁り増水・・下水道からも逆流・・河では海から山側にもの凄い高さの逆流が上っていく・・途中、堤防が何か所も決壊し・・道路や住宅地に流れ込んでいる・・。
海水が・・高度百メートル地帯・・さらに上っていく・・車も・・家も流されていく・・家の屋根に乗り助けを呼ぶ人の姿が・・木造の家は殆ど流されたり・・破壊され・・生存者の行方も・・ああ、鉄筋の建物が倒壊いや、崩壊も・・しかもあれ程懸念された原子力発電所が完全に浸水し、放射性物質などが一斉に周囲に流れていく。言って見ればテロの発生や核攻撃の標的になったのと変わらない状況と言えるようです・・。
サイレンが辺りに鳴り響き避難勧告が遅れ・・逃げだすにも・・どこもかしこも濁流にのまれ・・この状況では何処が何処なのか全く・・。
突然・・凄い音と・・空が真っ暗になってきた・・火山灰が大量に降り注ぐ。(元々、関東平野は且つての富士山の噴火で火山灰で形成された関東ローム層。)
富士休火山の噴火・・。赤褐色の溶岩流が市街地まで迫ってきている・・溶岩の流れていく速度は富士位の大きさ・高さになると、凄い速度で全ての物を焼き尽くして流れる。
地割れで出来た大きな穴には・・車や人々が落ちていく・・また・・余震・・いや・・此れが本震のようだ・・天と地の見分けも付かず・・。
其処に新たなRadio放送が。
「此方は・・USA NASA・・及び・・空軍戦闘機・・」
青い惑星の周囲の人工衛星にも影響が・・GPS破壊、方角も地形も地点も不明。
更に悪い事が重なった。
「・・もうそこに迫っている・・間に合わない・・以前にも衛星・月と此の惑星の間を通過してから、やっと気が付いた事があったが・・凄い・・巨大な惑星が燃えたまま・・凄い・・熱い・・破壊される・・」
空が真っ暗に・・いや・・真っ赤になった時には・・惑星が・・青い惑星に衝突し、あっという間に青い惑星は・・割れていく・・。
此れでは・・蟻一匹・・。
実際に人類の調べでは青い惑星での全生物の消滅は何度か起きていると言われているが、その出来事が史実か否かは、文明にしか分からない。
人工衛星・・ほぼ・・故障ないしは破壊・・。
予言者の予言は・・。そう言えば・・誰かが警告していた・・自然災害と人災が同時・・。
此れは充分にあり得る事で、その関連性は確かにある。予言者は其れを五年前に予言・・。
経済だ不動産だ?と言っている間も無かったのは・・人類の歴史上も初めてなのかも知れず・・いや・・ひょっとしたら・・恐竜が絶滅したのも・・?
宇宙空間にも影響が出ている。衛星や太陽系全体にも異常な動きが・・。(惑星級となると、いろいろな現象が発生し、地場や引力・重力異常が生じる。
文明は百五十億年彼方から観察を・・文明同士の警戒システムをON・・。
文明の「仮称・創造された球体は青い惑星のように自然発生したものとは異なり、球体の内部には障害の元になるものは何もなく、球体の表面を覆っているのは弾力性があり、しかも強度にも優れている仮称・barrierでしかも光などは全く通さないので人類の五感で感じる事は無理。この様な事態を想定・過去被害に遭った死の惑星の状況を参考とした上で創られたもの」
各文明は多重宇宙~仮称で・・仮称・異次元空間でも観察している。
仮称・AI(創造された生命体)からの宇宙空間の被害を確認しているというのも、全て高速で積算された仮称・データなどを元に危険を察知可能な仮称・システム。
影響は太陽系から少し出たところにある天の河銀河辺りまででとどまったようだ。
しかし、各文明が関心を持っている事は、宇宙は毎秒広がっているのだが、Energy異常で例えばボールは落とせば暫く跳ねているが止まった時。
「宇宙に存在するすべての物質を一瞬にして消し去るかもしれない現象として「真空崩壊」ということと決めているのは人類の宇宙理論のみで、彼等には其れを否定する異なった見解がある。百五十億年先に誕生したのだから当然と言える。となると予言が頼りになる」
たった一つだが、確実に言える事は青い惑星の運命など、宇宙空間からすれば何でも無い事だが、宇宙空間に及ぼす影響は文明でさえ常に警戒をしており、原始的な青い惑星での、経済・政治・その他社会科学・大陸や海の消失・各種災害などは、勿論大した問題では無いという事。
謂わば人類の存在自体、広大な宇宙にとってみれば常時宇宙から降り注いでいるvirus以下と言える・・。
マスクとmicronの関連性が未だに納得できない人類も同じ様で・・。
簡単に言ってしまえば、人類感の距離・ウイルスを流す風の類・という項目もあくまでもcarrierが周囲にいればと言う条件の下でしか意味を持たなく、殊に「Mask」に至っては其の網目の大きさとvirusの大きさを比較すれば、全く効果は無いと言い切れるのだが、どうしても拘ってしまうのが人類の人類たる所以と言えそうだ。virusは何もCoronaに限らず従前から「風邪」「インフルエンザ」に罹った際には「Mask」の着用が必ず呼びかけられてきたのだが、その効果のほどは立証されず。
我々が紛れてきた(どういう意図で人類に紛れたのかは話しても理解できないだろうが。)人類のそう遠くはない昭和の時代に教育委員会から指示されていた事などを考えれば如何に人類の政府の考える事がいい加減かどうかが分かる。
例えば、体育の時間や放課後の部活動などの際も、必ず徹底されていた事がある。
「運動中には絶対に水を飲んではいけない」
理由は分からなくともそう言われれば忠実に守るのが学童の義務。ところが、今はどうだろうか?「そんな事をすれば、熱中症になってしまう馬鹿言うんじゃない、必ず水分補給をまめにするように」。
此の熱中症と言う言葉も無く「日射病」のみ。この例で気が付く事は、「何だ?政府の指示に従っていたら死んでいたかもしれない?」。まあ、此れはまだ分からなかった、御免?で済むのだが、そんな事もあった。
敗戦後・昭和の時代の人類には競争社会が待ち受けており偏差値など無く、容赦なく学校の壁に成績を示す氏名と順位が表示され続けていた。
其処で学んだのは、「何としても一番上に名前が載せられなければ!」という実力社会。ベビーブームで一斉に人類が増えたのだから其れは競争になるのは必然。
ところが、此処で学んだのは「他人との勝負ではない。他人を嫉んだり、嫌ったり、押しのける事など全く意味がない事だ。結局自分自身が努力しなければ上には掲示されない」という事のみが現実だと気が付いた。
当時も各種差別はあったが、今の時代に人種・アイヌ少数民族・南北朝鮮人などに対する差別は絶対に行ってはいけないという事で、増してや政府の役職にあるものが率先して行い、かなり後になってようやく謝ったのだから何が悪い?また、其れを擁護する発言は如何にも且つての此の国の軍国主義を彷彿とさせるものと言える。
此の国の国民は死に物狂いで生き抜いてきた。其の例の一つがUSAの空襲であり、全国の主要都市に500キロ爆弾が雨霰と落とされた結果、東京では二時間で十万人の一般国民が無差別に殺害された。別の例が、「人体実験目的もあった原子爆弾の投下」これになるとあまりの瞬間的な高熱発生の為人体など一瞬にして灰の形になってしまった。
しかし、そういう人類の犠牲の上に、今の人類世代が存在している事を忘れてはならず、感謝をしなければならないという事。二国の争いの小国には応援しても自国の歴史上の悲劇を知らない者は何をかいわんや。
大東亜戦で此の国も被害を被ったが、近隣諸国にも迷惑をかけているのは事実。では、europe戦線に目を向ければNazisGermanyが戦争とは関係無く「ユダヤ人を差別」ホロコースト。
ユダヤの民は今の争いの渦中にある大国の住民でもある。だが、差別はされていない。物事は大局的に考えなくてはならず、「戦争判罪」と言う言葉を安易に使用するのであればおかしな事になる。
刑法・民法には時効があるが、国際法などは無力に過ぎず戦争に時効は無いのも同然。となればUSAが如何に此の国だけでなくベトナム・朝鮮などで思想の違いを根拠に殺害しまくったのかという事も問題になる。戦犯として実際には此の国の軍部が処刑された。
其れで靖国神社に祀ってあるからと、歴代の自民党幹部は靖国参拝を励行している訳。(此れ、我々人類では無い者からすれば、「霊などというものは存在しない事が立証されているが、魂はある。何処に?と問われれば、生命体の心の中に・・と。」心の中で唱えれば良いだけだ。人類の宗教関係者とは見解が異なるが事実。だから、統一教会のような事が起きるのは氷山の一角と言うに過ぎない・・離脱したが・・。)
此処でUSAが主張する言葉をUSAのケネディーが東西Germanyの壁・ブランデンブルグ門で披露したのだが、「自由主義は壁を造らない。共産主義の時代は終わった」のような趣旨なのだが、本当?USAの自由主義を自国の議員がはっきり話している。
「自由主義とは・・何でも自由主義・・つまり、銃社会だろうと人種差別だろうと自由なのだから・・人を殺害しても・・」
ところが、確かにその発言が満更でもないという証明がされているのは・・発言したケネディーまでオズワルドに殺害され、更に口封じのためにそのオズワルドもUSAの諜報機関CIAに殺害された。確かに・・何でも自由な事の証明にはなっているのだが・・。
東側諸国・西側諸国と分かれているが、これも一種の差別に過ぎず、要は思想が異なる。USAのように自国以外の国は全て色分けをしてしまう癖も、実は、差別。思想が異なる事は仕方がない事で、一種の内政干渉と言え、その国が良いか悪いかを判断するのはその国の国民であり他国ではない。
我々は全てに平等であり、他の生命体を傷つけてはならないというのが常識になっており其れで国など存在しない球体は一つに纏まっており当然国境はない。一切の干渉をしないし逆に干渉されても困るから、人類の五感を幾ら研ぎ澄まそうとも見る事などできない。
さて、話が逸れた。
梅毒の名が最近久し振りに聞かれたが、性病(淋病その他も同じ。)この手は接触する事により「菌類」が付着するので、単純にその良な行為をやめれば良いだけなのだが、人類の本能なのでそうもいかないという事情になるのだろう。
こういう現実がある。
そのくせ、年末年始の大移動を平気で行ったりする事はあまりに矛盾過ぎるというもの。
ついでに言ってしまえば、人類の科学・医学・薬学程いい加減なものは無く、仮説が半分ほどと思われている。
話は更に低俗なものに代わるが、其れでも人類にとっては身近な情報と言えるものに現代の世はTV通信販売を提供している。
全部が全部ではないが、見た瞬間にあまりに杜撰な製品だという様な事がどうして感じられないのかもよく理解できない。
心理的に人類間同士でやり取りが行われ、見事に頭脳が反応してしまうという仕組みを上手く利用している。
比較的害がないのは、サプリメントや医薬品を除いたもの。
それ以外はかなり効果のほどが疑わしい事と、逆に害を齎すものも見られる。
通販で無い市販の薬や医者が処方箋を書く薬などにも同じ事が言え、人類の人体実験を経たものでしかも人類によっても反応が異なったりするので、非常に大雑把な言い方をすれば、自ら疑いの眼で見る事が出来るのか、そうでないのかくらいにしか助言は出来ない。
弁護士としてmakerに何度か注意をしたのだが、やはり商売故、売らない訳にはいかないという実情が壁となっているケースも少なくない。
あまり実名を挙げれば支障をきたすので、あくまでも漠然と言うに忍びない。
一例で、「その薬の効果が全く無ければ、詐欺のようなものだと言え、法的な見解となるが、そうでなく実際に効果があり、症例が改善されるとする。この場合其れだけ(対象の症状に効くだけなら問題は無いのだが、拙いのは効果覿面(てきめん)であるとすると、他の・・例えば癌の早期発見の症状とされている事を隠してしまう事に繋がる。膀胱癌と言う病に限らず早期に症状で判断できるものはそれ程ない。その症状が例えば、「血尿」であれば、ほぼ間違いなく癌の存在を感知した事になるから、即、手術で取り除く事は先決である。この場合でも手術が可能なものとそうでなく膀胱を摘出しなければならないものがあり、ケース例は少ないものの、人工肛門と同じ様な結果になってしまう。
少し戻るが、「医院で血尿が出た・出ないに拘わらずエコー検査をやる事がある。少なくとも膀胱癌についてはエコー検査の結果、数字其の他で医師が異常ないと宣言したら危険だと感じた方が良い。全くエコー検査は宛にならないという事で、増してや血尿を止めてしまう血止めの薬を呑む事により、血液は止まったにせよ癌の存在が否定される事には繋がらない。のんびりしていて手術を先延ばしにした結果、他の臓器に転移しているとなれば、既に時遅しと考えた方が良いだろう。では、再び通販の薬の問題だが、血尿は明らかなサインだが、其処まで至らずとも、高齢者で「頻尿」で悩んでいるものも多いと思う。実はこの「頻尿」は膀胱炎のサインとしてだけでなく、膀胱癌のサインと取れる事が多いと、国立癌センターでも市民病院などの泌尿器科医師からも言われるのが大抵。その辺りは自己判断なので、確率的な問題として済ませられるか、そうでなくやはり膀胱癌のサインだったと後程気が付くケースもある筈。
次にもう一つだけ。
昭和天皇の皇太子が東京大病院で白内障の手術をし更に緑内障の手術をしたような記事が見られた。
白内障は治り易く手術も日帰りでも出来るとする。だが、緑内障についてはその原因が掴めていない。
しかも、数種の目薬を一日二回さすのだが、此の病も実のところ医師でも原因が分からないが、ほうっておくと完全に失明をする可能性が強く、其れは視野検査で読み取れる。
実は眼球の一番奥に何か所かの重要なポイントが存在する。ルテインなどもその辺りに位置するもの。
で、その辺りの此れが原因だと医師が確定できるのであれば大したものと褒めてあげよう。
幾つかのケースから考えても、此れだと言えないが、手術で眼球に穴をあける方法がある。
だが、どの時期でやるかはそのつもりで大学病院などに行ったのだが、不可能な事もある。
此れは医師も良く知っており、眼圧なるものがその判断の分岐点となる。
眼圧が二十以上であれば要注意で、中には五十などという患者もいるが此れは医師も優先して手術をする。
此処で医学の曖昧さが窺える事に、眼圧の高低を調整する手段が果たして目薬だけかどうかは何とも言えず、取り敢えず目薬をさしておくしかない。死ぬまで続けることになるのだが。
因みに、緑内障にも二つあり、他の薬を呑んだらいけない種と、大丈夫と言う種があり、一般的に「水が流れているかどうか?」と言う言葉から分かれるが、水とは眼球の表面での事。
其れでは、あと二つだけ。
先ず、人類が認知症になりやすい原因を判定するのは無理。
緑内障もそうであるが、細胞の壊死による病で目の神経細胞か脳内の海馬と言う記憶をつかさどる部分の細胞の違い。
人類には、脳を切り開いて手術する事もとりだす事も不可能。
海馬が壊死をすると、アルツハイマーに至る。残念ながら壊死の進行を遅くするという事も難しい。
増してや、あまり大上段に構え、「治療薬」と称してしまうと人類では難しく、先日も死亡者が出たように、専門医でもなかなか解明されていないのが現状だ。
かと言い、何もしないで指を銜えてはいられないというのであれば、研究は結構だが、治療は百年かけても難しいと思う。
我々なら手術をするのだが、実は構造が全く異なるので、認知症にはならないとだけ・・しかし、脳の摘出や手術は可能とまでにしておこう。必要が無いだけ。
長くなるので、もう少しだけ。
認知症~アルツハイマー型~此れの予防でいろいろな事を言うものもいる。
其処で、必ずしも関係無いよ・・というものを逆に挙げておく。
「運動」更に「山登り」「社交ダンス」「ビリヤード」「勉強」「料理」「会話」「買い物」その他大抵物は関係が無い。
楽器を弾くなどは、昔から指先を使うと良いと言われる事で何等かの関係があるかどうかは不明。
検査として、紙に書かれているものを見させ、会話をし気を逸らしておいて、十分後に、さてなんと何があった?というものがある。
勿論それ以外にも幾つもあるのだが、此れだけを取ってみると、高齢者の物忘れで同じ様に、あれ先程聞いた名前をすぐに忘れた。
検査でどう出るかは分からないが、必ずしも関係が無い事も多く、単なる物忘れとして扱われる。
では、ようやく最後に。
最初の通販で良くない事がある。
心理的に誘いをかける・番組終了後三十分以内にTELしないと得点が無くなる。同じ様に今回だけこのお値段で・・。
そんな事は無いと思った方が良い。一日経ってから、一週間経ってから、再びやるに決まっている。
チャンスを逃がしてもまたチャンスは来る事が多いと考えた方が良い。
ゲーム理論というものがある。例えれば選択肢があまり多過ぎない方がひっ掛かりやすいという事の理論で、ジャンけんぽんで、「グー」「チョキ」「パー」この三種類くらいが人類の頭脳に呼びかけやすい。
又、昔からあるものだが、賭場で行われる際の「丁」「半」これもやめられなくはまり込んでしまうのだが、最も魅力に感じるのは一瞬で大金が動く事だろう。
其れでは、此れで今回はお終いにする。予言を正しいと思うかどうかは大きな宇宙の自然現象でさえ予言できるからだ・・。
「時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは、どこにも属さない「迷子」だけだ。夏目漱石」
「他を嘲(あざけ)るものは同時にまた他に嘲られることを恐れるものである。芥川龍之介」
「過去は過去として葬らしめよ。志賀直哉」
「ORGBIT by europe123」
https://youtu.be/TibQnxeGdPc
demise 邦題「終焉」
其れでも人類にはそうでもなく。