茸書店の出している冊子のお話し。その村では、ぎょうれつもたし(ささくれひとよたけ)がでると、ぽっくりで死ぬ人がでた。
その温泉郷の山の中に、不思議な箘輪があった。異なった種類の茸が輪になって生えているのである。いったいそれはなにか?。
良い艾を作るじいさんがいた。茸取の名人でもある。ある日木の枝に出る緑の茸を見つけた。その茸は怖ろしい妖怪茸だった。
火根村の民が神の怒りで茸に変えられた。卵茸に変えられた村長の娘は、万年茸から変えられた緑色の蝙蝠に助けられ、村人たちをもとに戻す薬を探しにいく。230枚の長編です。(星空文庫 茸小説が200篇になりました、ここで茸小説の掲載は一時、休止いたします。)